橋本愛が農業の苦労を体験し「もう私にはできない」と嘆きつつも人間的成長は実感

橋本愛
橋本愛
橋本愛
左から三浦貴大、橋本愛、松岡茉優、森淳一監督

農作業を通じて生きる力を取り戻していく女性を描いた『リトル・フォレスト』。その『夏・秋』編の公開を間近に控え、8月18日に千葉県のオークビレッジ柏の葉で公開直前イベントが行われ、キャストの橋本愛、三浦貴大、松岡茉優と森淳一監督が登場した。

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映画の公開を記念し、この日は「リトル・フォレスト」農園も開園。三浦が鍬入れをした畑に橋本、松岡が芽キャベツやローズマリー、イタリアンパセリを植え、有機栽培で育てられたトマトも収穫。トマトに留まった虫を見た橋本が「うわ〜虫!」と驚く場面もあり、和気あいあいとした雰囲気のイベントとなった。

1年に渡り岩手県奥州市でのロケを行った本作。監督は、「東京と岩手、岩手の中でもロケ地を転々として撮影しました。1年といいますが、撮りたい瞬間は一瞬で、夏編だとグリーンがいちばん濃いタイミングがほしくて、それをさぐるのが大変でした」と自然を相手にした難しさを振り返った。

また、劇中でも農作業を体験した橋本は「作物を作る大変さを感じました。今日さぼれば1年後に収穫できなくなるかもという危機感というのが、自分の生活からは考えられなくて……尊敬の念をいだきました。育ててやっと収穫できたものを食べる幸せを感じながら、満足感いっぱいでした」と農業の喜びと苦労を味わった様子。

さらに「自分の弱さを思い知らされた気がします」と告白し、「老後は自給自足の生活をしたい! それがきっと幸せなんだと思っていたこともあったのですが、撮影後はもう私にはできないと感じました」と続けたが、人間的成長を実感できたことも明かしていた。

一方、橋本よりも実年齢で10歳年上ながらも劇中では2歳年下の幼なじみ役を演じた三浦は「どうやったら若く見えるんだろう?って考えて……監督には申し訳ないのですが、最終的に無理だろうと諦めました」と苦笑い。

松岡は、撮影中に橋本に薪割りを教えてもらったそうで、「斧を振り上げる瞬間に無の境地になるんです(笑)。羽が生えたような感じに…、ぜひみなさんにも経験してほしいです」とすすめていた。

『リトル・フォレスト 夏編・秋編』は8月30日より公開される。

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