戸田恵子が『アンパンマン』特別試写会で被災地の子どもたちにエール!

戸田恵子(左)と中尾隆聖(右)
戸田恵子(左)と中尾隆聖(右)
戸田恵子(左)と中尾隆聖(右)
子どもたちと握手する戸田恵子
子どもたちと握手する戸田恵子

人気アニメシリーズ第23作目となる『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』の特別試写会が、6月26日に宮城県名取市のワーナーマイカルシネマズ名取エアリで行われ、アンパンマンの声をつとめる戸田恵子とばいきんまんの声をつとめる中尾隆聖が舞台挨拶に登壇した。

『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』作品紹介

まず、会場の子どもたちの「アンパンマ〜ン!」という呼びかけにアンパンマンとばいきんまんが登場。続いて、戸田と中尾が姿を現すと、会場は大きな歓声に包まれた。

4月下旬にも宮城県を訪れたという戸田は「(東日本大震災発生後にラジオのリクエストなどで)『アンパンマンのマーチ』のリクエストが多いと聞いて、すごく嬉しく思い、これからも歌い続けていきたいと思いました。アンパンマンの映画はいつも、優しさと勇気と元気、くじけない心をみなさんに届けられるように創っています。今回は地震のこともあり、特に心に響くんじゃないかと思います」と挨拶。今後もアンパンマンを通じて被災地を応援していきたいと話していた。

一方、中尾は「1人でも多くのお友だちに映画を見ていただいて、元気になっていただきたい。アンパンマンチームのみんなで応援しています」と被災地の人々にエールを送った。

この日は、原作者のやなせたかし、声優の山寺宏一、ゲスト声優の松雪泰子と大沢あかねからのメッセージも届けられ、やなせの「僕も辛いときには『アンパンマンのマーチ』を歌うんです。辛いときは泣いていると余計辛くなる。辛いときは、元気に歌って笑いながらスゴしているうちに良くなるものです。1日1日を一生懸命、なるべく楽しく生きていってください」とコメントには客席から拍手が送られていた。

最後の挨拶で戸田は「誰かのために(無償で)何かをするということをアンパンマンから学んでほしい」と語りかけていた。

『それいけ!アンパンマン すくえ!ココリンと奇跡の星』は7月2日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開される。

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