東京国際映画祭が開幕! 審査委員長はアンジェリーナ・ジョリーのパパ!!

10月18日、第21回東京国際映画祭が開幕した。26日までの期間中、メイン会場となる六本木ヒルズでは様々な国の秀作が上映され、日本最大の映画の祭典が繰り広げられる。

夕方からはオープニングを記念して、映画祭大使の木村佳乃をはじめ、モデルの杏やジュリアン・ムーア、桃井かおり、北乃きいら多彩なゲストが参加したイベントが開催された。映画祭の今年のテーマはエコ。そのため、廃材のペットボトル1,8000本をリサイクルして作ったレッドカーペットならぬ“グリーンカーペット”を300名以上の映画人が歩き、沿道を埋めたファンから黄色い歓声が挙がった。

二階俊博経済産業大臣など映画人以外の参加者も多く、日本経団連の御手洗冨士夫会長も行政改革担当大臣の甘利明と共に参加。だが、顔見せ会場の六本木ヒルズアリーナでは、司会者から甘利大臣の紹介はあったものの、資料漏れのためか、御手洗会長の紹介はナシ。意外なハプニングに、会長も自分を指差し紹介を促したりもしたのだが、次々と登場するスターたちの中に埋もれ、その時は紹介なしでスルー……。経済界のドンも、映画界までは名前が浸透していなかったようだ。

特別招待作品の『レッドクリフ Part1』のトニー・レオンらと共に登場したのはナント、シークレットサービスに囲まれた麻生太郎首相! 意外な大物の突然の登場に湧く観衆に向けて手を振り、満面の笑みを浮かべていた。ちなみに、映画祭に首相が出席するのは初めてのことだという。

期間中は、宮藤官九郎監督作『少年メリケンサック』、人気ドラマを映画化した『特命係長 只野仁 最後の劇場版』、林海象監督の『THE CODE/暗号』などバラエティ豊かな作品が上映される。世界各国の作品を集めたコンペティション部門の今年の審査委員長は、アンジェリーナ・ジョリーの父親で個性派俳優として有名なジョン・ヴォイト。ヴォイトもグリーンカーペットを歩き、ファンとの握手にも気さくに応じていた。

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(写真:グリーンカーペットに登場した多彩なゲストたち/上段左:『ブタがいた教室』主演の妻夫木聡とキャストの子どもたち&子ブタ/上段右:『ホームレス中学生』主演の小池徹平/中段左:『少年メリケンサック』に出演した宮崎あおいと佐藤浩市/中段右:ファンと握手する審査委員長のジョン・ヴォイト/下段:『レッドクリフ Part1』のジョン・ウー監督とキャストの金城武、トニー・レオン)

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