林遣都、誘いを断って自宅に直行!「子供を待たせている。赤ちゃんだから!」

#中川大志#大原櫻子#太田快作#林遣都#犬部!

犬部!
(C)2021『犬部!』製作委員会
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絶対続きが見たくなる映画冒頭8分が公開!「こいつも一生懸命生きている」助けずにはいられない“犬バカ”ぶりに感動

大島優子との結婚が発表された林遣都が、動物保護に一途な獣医師を演じた映画『犬部!』。7月22日より公開されると、単なる動物モノではなく、命の大切さを考えさせる“社会派”を思わせる内容に多くの感動の声が寄せられている。そしてこのたび、本編映像の冒頭8分が公開された。

・『ドラゴン桜』で痛快な“裏切り”みせた林遣都、こんどは信念曲げない獣医師に胸アツ!

公開されたのは、2003年初夏の自然あふれる十和田獣医科大学獣医学部を舞台に、熱血主人公の花井颯太(林)、その相棒で心優しい同級生の柴崎涼介(中川大志)、颯太の心意気を慕う”猫好き”の佐備川よしみ(大原櫻子)の3人のキャラクター像と物語の設定が明かされるシーン。

獣医学部の授業が終わるや否や、「子供を待たせている。赤ちゃんだから!」と同級生の誘いを断って教室を飛び出す颯太。自転車に飛び乗り慌ただしく帰宅すると、出迎えたのは犬の花子、そして生まれたばかりの子犬たちだ。

学生でありながら自宅アパートを保護施設として改造し、犬のほかにも猫などたくさんの動物たちを保護している颯太の生活の様子、そして、行動せずにいはいられない颯太の元には、颯太に引けを取らない“犬バカ”の柴崎や、実家で猫を10匹飼っていたという“猫担当”のよしみが集結する場面が描かれる。

「こいつも一生懸命生きている」

嬉しそうに動物たちを眺める颯太は、柴崎の元に資料を取りに行く途中でも犬を発見すると、用事をほっぽり出してすぐに保護する。

この犬が、「犬部」設立のきっかけとなる保護犬・ニコ。実は、保健所で殺処分対象だったものを引き取り、獣医外科学研究室で外科実習に使われる予定の犬だった……。

ニコを演じたミックは実際に元保護犬。山で育ち保護された経験を持ち、極端に警戒心が強く人には容易に心を開こうとしないため、林は撮影中の空いた時間を使ってコミュニケーションをとることで、少しずつ信頼関係を築いていったという。スクリーンでは、そんな林とミックの息のあった見事な演技が切り取られている。

動物保護に明け暮れたメンバーが再結集。社会の現実に直面したそれぞれの思いは?

本作品は、片野ゆか著「北里大学獣医学部 犬部!」を原案に映画化。獣医学部の学生たちが動物を守ろうと奮闘した過去と、獣医師となり新たな問題に立ち向かう現代という2つの時代構成で、信念を曲げずに突き進む者たちの奮闘を描く。

犬部!

主人公の颯太は、心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、少しでも多くの命を救うため、動物保護活動をサークルにすることを思いつき「犬部」を設立。颯太と同じく犬好きの同級生・柴崎涼介らとともに動物まみれの青春を駆け抜けた。

颯太はひとつでも多くの命を救うため動物病院へ、柴崎は動物の不幸な処分を減らすため動物愛護センターへ。かくして「犬部」から16年後に、獣医師となっても一途に保護活動を続けていた颯太が逮捕されたという報道をうけて、開業医として、研究者として、動物愛護センター所長として、それぞれの思いで動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこには柴崎だけがいなかった……。

実在したサークル「犬部」は、現在も“北里しっぽの会“と名前を変え、十和田市を中心に学生部員が動物を保護し、必要に応じた世話・しつけを施して新しい飼い主に引き渡すといった活動を続けている。

本作品でも現役のメンバーがエキストラとして「犬部」の記念写真を行う印象的なシーンで笑顔を見せているほか、颯太のモデルとなった獣医師・太田快作もエキストラとして出演している。

『犬部!』は公開中。