大原櫻子、保護犬・保護猫について語る「一生一緒にいる覚悟を決めないと」
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とよた真帆、「冒頭10分で号泣してしまいました」
青森県十和田市の北里大学に実在した動物保護サークルを描いた映画『犬部!』が、7月22日に公開された。公開に先立ち、保護犬・猫の譲渡会イベントが開催され、本作でサークルメンバーのひとり、佐備川よしみを演じる大原櫻子が、スモールワールズTOKYO動物保護活動事務局長のとよた真帆とトークを繰り広げた。
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大原が演じる佐備川よしみは、犬部では猫担当。学生から大人になるまでにもっとも成長を見せる役柄だと大原は語る。
「学生の時は『イヌ・ネコちゃんがかわいくて大好き』という気持ちでやっていたのが、大人になるまでの16年間に、動物をかわいいだけではなくて『救いたい』という気持ちが増す出来事があって、彼女は成長したんだなと色々考えながら演じていました」と振り返った。
また、大原自身は動物を飼ったことはないが、この映画に携わったことで、保護犬・保護猫の活動を身近に感じたと言い、「保護犬・保護猫はたくさんの方が知るべきこと。かわいいだけじゃなくて、一生一緒にいるという覚悟を決めないといけない」とペットを飼うことで生じる責任について述べた。
一方、保護犬・保護猫に囲まれて育ち、今も共に暮らしているというとよた真帆は、本作品の冒頭10分ちょっとで号泣してしまったと言い、「青春映画であり、人間ドラマであり、あと真面目に動物に向き合っている社会派に近い映画だなと思って、大感激しました。お子様から大人まで全員に見ていただきたい」と推薦のコメントを寄せた。
大原は引き続き、譲渡会イベントを自ら体験。
「この子たちはどこで保護されたんですか?」「この子は何歳なんですか?」など、保護犬・保護猫団体に積極的に質問。近づいてくるワンちゃんたちをみて「人懐っこくてびっくり!」、元気なネコちゃんたちと触れ合いながら「撮影でも、こんなにやんちゃなネコちゃんたちはみたことがないです」などと楽しんでいる様子だった。
大原櫻子がとよた真帆と語り、かわいい動物たちと戯れる写真はコチラ!
動物保護に夢中だった学生が、大人になって再び集結。それぞれの思いは?
本作品は、片野ゆか著「北里大学獣医学部 犬部!」を原案とし、獣医学部の学生たちが動物を守ろうと奮闘した過去と、獣医師となり新たな問題に立ち向かう現代という2つの時代構成で、信念を曲げずに突き進む者たちの奮闘を描く。
主人公は、花井颯太(林遣都)22歳。子どもの頃から犬好きで、周りから変人扱いされても、目の前の命を救いたいという一途な思いで保護活動を続けていた。
ある日颯太は、心を閉ざした一匹の実験犬を救ったことから、少しでも多くの命を救うため、動物保護活動をサークルにすることを思いつき「犬部」を設立。颯太と同じく犬好きの同級生・柴崎涼介(中川大志)らが仲間となり、動物まみれの青春を駆け抜けた。
2人はやがて、それぞれの夢に向かって羽ばたく。颯太はひとつでも多くの命を救うため動物病院へ、柴崎は動物の不幸な処分を減らすため動物愛護センターへ。
かくして「犬部」から16年後に、獣医師となっても一途に保護活動を続けていた颯太が逮捕されたという報道をうけて、開業医として、研究者として、動物愛護センター所長として、それぞれの思いで動物と向き合ってきたメンバーたちが再集結するが、そこに柴崎だけがいなかった……。
『犬部!』は7月22日より公開中。
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