金メダル トム・デーリー選手が脳腫瘍の治療研究団体支援を呼びかけ 父偲び

#オリンピック#トム・デーリー#編み物王子

編み物王子
トム・デーリー選手のInstagramより
編み物王子
トム・デーリー
トム・デーリー選手

編み物王子の大作完成! 炎天下での着用姿を披露

東京2020オリンピックの男子10mシンクロ高飛び込みで金メダルを獲得したトム・デーリー選手(イギリス)が、東京滞在中に編み上げたカーディガンをインスタグラムで披露した。

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白の身頃にユニオンジャック、チームGB(グレートブリテン)の文字と五輪マークなどがともに、漢字で「東京」の刺繍もある大作だ。

トム・デーリー

インスタグラムに「オリンピック・カーディガンお披露目!」と、力作を自ら着た動画をアップし、「オリンピック期間中に東京で作ったと言えるものを作りたかった」と、35度前後の猛暑にも負けずにポーズを決めた。

続いて写真5枚をアップし、改めて作品を紹介した。

「東京に着いたとき、将来オリンピックのことを思い出させるものを作りたいと思いました。僕はこの競技のすべてを意味するようなカラーワークのパターンをデザインしました背面にはクラシックなチーム GBのロゴを、肩には国旗とGBRをあしらいました。前面はシンプルにしたかったので、TOKYOを日本語で刺繍してみました! どうでしょう?!」と日の丸と炎の絵文字付きで綴った。

トム・デーリー選手

デーリー選手はさらに、「僕の編み物ページが盛り上がっているので、この機会に父を偲んで、脳腫瘍のチャリティ(@thebraintumourcharity)への寄付金を募りたいと思います! どんな寄付でも大歓迎です」と、世界規模で脳腫瘍の治療研究を支援する団体への寄付を呼びかけた。

デーリー選手の父、ロバート・デーリー氏は2011年、40歳の若さで脳腫瘍のため亡くなった。

ちなみに、1日の女子飛び込み競技会場で編んでいたのは犬用のセーター。インスタグラムのストーリーで、インスタでフォロワー100万以上の人気を誇るフレンチブルドッグのイジーに編んであげたことを明かしている。

デーリー選手は6日に行われる、男子10m高飛び込みにも出場する予定。7日には準決勝と決勝が行われる。

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