吉田都芸術監督・新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』がU-NEXTで配信開始

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吉田都芸術監督・日本最高峰バレエをU-NEXTで

文化庁「文化芸術収益力強化事業」の一環として、2020年12月に上演された新国立劇場バレエ団による『くるみ割り人形』を、動画配信サービスU-NEXTで1月15日より配信。また、1月22日には『くるみ割り人形』の舞台裏を特別ドキュメンタリー映像として配信する。

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新国立劇場バレエ団は、日本で唯一国立の劇場に所属し国際的にも高い評価を得ている日本最高峰のバレエ団。英国で長年プリンシパル・ダンサーとして活躍してきた吉田都を芸術監督に迎え、さらなる注目を集めている。

今回配信されるのは、新国立劇場バレエ団を代表するプリンシパル・ダンサーの小野絢子(クララ/こんぺい糖の精)と福岡雄大(ドロッセルマイヤーの甥/くるみ割り人形/王子)が主演するステージ。チャイコフスキーの美しい楽曲と共に、日本最高峰の実力を誇る新国立劇場バレエ団による『くるみ割り人形』がお茶の間でも楽しめる。

特別ドキュメンタリー映像では、リハーサル風景のほか、吉田芸術監督や主役ダンサーをはじめとする新国立劇場バレエ団ダンサーのインタビューなど、より深く『くるみ割り人形』を知ることができる。

世界で増えている映像配信にも期待

今回の配信決定に際し、プリンシパル・ダンサーの小野、福岡が思いを語った。

小野絢子、福岡雄大

写真左より、小野絢子、福岡雄大

公演自粛期間の過ごし方について、小野は、自宅でできる限りのトレーニングを行ったと述べたのに対し、福岡は、普段できないことをして楽しく伸び伸び過ごすことを心がけたとのこと。

また、公演がデジタル配信されることについて、小野は、今回をきっかけにバレエを知ってもらい将来的に劇場に足を運んでもらえたら嬉しいと語り、福岡も、世界中で増えている映像配信に期待を込めた。

2017年初演のウェイン・イーグリング版『くるみ割り人形』について福岡は、「ウェインの玩具箱を見ているような感覚になります。彼のユーモア、ウィットに富んだ、そんなくるみ割り人形です!」とアピール。

また、初めてクラシックバレエに触れる人へのメッセージとして、「クラシックバレエはとても敷居が高いと思われがちですが、今の時代は身近なものになってきたと思います。ぜひこの映像配信を機に、劇場に足をお運びいただきたいと心より思っています」と語り、コロナ後への期待を滲ませた。