西畑大吾、”願い事”は「長く、なにわ男子が愛される事!」『時給三〇〇円の死神』大ヒット御礼舞台挨拶
#なにわ男子#西畑大吾#福本莉子#酒井麻衣#時給三〇〇円の死神
酒井監督、西畑の“涙シーン”を振り返る「ダムのように流れてきた」
“生きる今”の尊さを描いた、藤まる氏による感涙小説を実写映画化した『時給三〇〇円の死神』。本作の大ヒットを記念し、10月15日にTOHO シネマズ六本木ヒルズにて公開御礼舞台挨拶を実施。W主演の西畑大吾と福本莉子、そして酒井麻衣監督が登壇した。
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満員御礼で実施されたこの日。人生に希望を失った中、死神のアルバイトに誘われた大学生・佐倉真司役の西畑は「沢山の方々から反響をいただいていて、公開から2週間経って再びこの舞台挨拶が出来ている事を嬉しく思います」と満面の笑み。佐倉を死神のアルバイトに誘う、天真爛漫な同級生・花森雪希役の福本は「ようこそ、TOHOシネマズへ」と福本ならではの挨拶で場を沸かせて、これに西畑も「ホンモノやあ!」と大興奮だった。
それぞれの耳にも反響が届いている様子で、西畑は「地元の友だちも見に行ってくれて。感動するシーンが多すぎるのでメールでは伝えられない。だから早めに大阪で感想会を開いてくれ!と言われている」と、地元の友人たちの反応を面白おかしく紹介。福本も「大阪の舞台挨拶では私の姉と仲の良い友だちが来てくれて、号泣したと言ってくれました。凄くうれしかった」と親族の反応にしみじみしていた。
酒井監督も「お友だちや恋人と見る方が多いのかと予想してたけれど、親子で見られる方も多くて、驚きと嬉しさがありました。家族で見て感想を話したり、考察したりするのが楽しいという声もあって嬉しかったです」と好感触だった。
「三〇〇の声」と題して、SNS等に寄せられた感想や質問などに答えるコーナーを実施。「2回目を見る時は表情やセリフの意味が全く違って感じた」との感想に西畑は「一つひとつのセリフや表情に伏線がはられているのは感じていて、2回見ても謎解き感覚で楽しんでいただけるはず」とおかわり鑑賞を推奨。また印象的な場面について聞かれた西畑は「桜のシーンは印象的。ガチの桜です」と明かして、福本も「桜の木が湖に反射して幻想的な場所で撮影しましたよね。桜の木とそれが水面に写る両方が楽しめる凄いロケーションでした」とお気に入りの様子だった。
コミカルな場面で思わず笑ってしまった思い出を聞かれると、西畑は「浮気調査で探偵をする場面。ホテルの柱に直立状態で隠れる……なんでバレへんねん!と。それは面白かった」と思い出し笑い。福本も「探偵シーンで新聞紙を渡されて。覗く目のところだけに穴が空いていて……。思わず笑いました」とこちらも思い出し笑い。酒井監督が「カットの声をかけたくないくらい、お二人のアドリブのアイディアが豊富で、お二人のシーンではモニターを見ながら爆笑でした」と言うと、西畑は「コミカルなシーンはお互いに関西人だからこその親和性があった」と臨機応変な福本に感謝していた。

さらに「時給300円の死神のアルバイトが本当にあったら応募しますか?」という質問に西畑は「う~ん」と腕組みしながらも「半年間時給300円……やります!」と返答。すかさず福本から「え?プロモーション期間中、ずっと『時給300円やで?』と言っていたのに……」とツッコまれる一幕もありつつ、西畑は「やり遂げた後に叶えられる願いで一等地を貰えれば余裕で元が取れる。それに僕、貯金もあるし。ならば半年間時給300円でも大丈夫かな」と現実的な回答理由を口にして笑いを取っていた。
福本は「自分の全く知らない他人の人生に寄り添う仕事なので、そこには興味があります」と真面目な回答で、「色々な言語が聞き取れるようになりたい」とロマンチックな願いを口に。すると一等地を欲しがっていた西畑は「僕は長く、なにわ男子が愛される事が願いです!」と、アイドルらしいキメ顔で願い事を変更して拍手喝采となった。
また福本が演じた花森と母親の対話シーンの秘話も明かされた。酒井監督は「マイク越しに花森さんの心臓の鼓動が聴こえて来た」と打ち明けると、福本は「心臓の音まで聴かれているとは思わず、恥ずかしい(笑)。その撮影の日は1日中ずっと緊張感があって、いざ本番になった時に心臓が高鳴ってしまいました」と照れながら熱演を振り返った。
齋藤潤との共演シーンでの、西畑演じる佐倉が涙を流す場面の秘話も明かされた。酒井監督は「一回目にカメラを回した時に、本当にダムのように涙が流れて来て。ただちょっとだけ溢れすぎなので、少し抑えめででお願いして本番に行きました。すると西畑さんはちょうど良い塩梅でポロっと涙を流されて。なんて素晴らしいのかと。どういう体の仕組みをしているのかと思いました」と当該シーンでの驚きを回想。これに西畑は「凄く勉強になりました。崩壊させることが全てじゃないんだと。凄く身に染みました」と学びの多いシーンだったと実感を込めていた。

舞台挨拶もあっと言う間に終了の時刻に。最後に酒井監督は「生きていると色々な事があるけれど、この作品はとても前向きになれる映画で、生きていく力をくれるはずです。まだこの映画に触れていない人に見ていただきたい思いが強いので、お友だちだったり知り合いだったり、ご家族だったりSNSだったり、感じたままの言葉でこの映画を広めてくださるととてもうれしいです」とさらなるヒットに期待した。
福本は「どんな瞬間も今しかない瞬間なので、どんな瞬間も愛して、前が向けない時もあるけど、自分で自分を労わって、皆さんの毎日が良い方向に進んでいけばいいなと思っています。この映画の公開がもっと続けば良いなと思っておりますので、ご家族やお友だちに勧めていただけたらうれしいです」と想いを込めた。西畑も「少し変わったタイトルの映画ですが、僕はこの映画の撮影中に生きること、人との関わり方、出会い、命など沢山のことを考えました。日々の中での何気ない瞬間が少し変わったものに見えたらうれしいです。この作品が皆さんの心のどこかに残り続ける作品になれば、僕たちは本当にうれしいです」と願っていた。

『時給三〇〇円の死神』は現在公開中。
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