重岡大毅、“生成AI×完全犯罪”の異色作で見せる多彩な表情 主人公の揺れる感情を体現
#5秒で完全犯罪を生成する方法#原菜乃華#近藤亮太#重岡大毅
単独主演約2年半ぶりの作品で俳優としての表現力を発揮
重岡大毅(WEST.)主演、原菜乃華が共演する映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』より、重岡の多彩な表情を捉えた場面写真が解禁された。
・重岡大毅が多彩な表情を見せる映画『5秒で完全犯罪を生成する方法』の場面写真
・重岡大毅、“生成AI”に「危機感も持っている」主演作『5秒で完全犯罪を生成する方法』へ込めた思いとは?
原案・脚本・プロデュースは、『マスカレード・ホテル』シリーズ(19年、21年)、『#マンホール』(23年)など数々のミステリー・サスペンス映画やドラマで活躍する岡田道尚。監督を務めるのは、商業映画監督デビュー作『ミッシング・チャイルド・ビデオテープ』(25年)が大きな話題を呼んだ近藤亮太。

主人公・初海航を演じるのは、『ある閉ざされた雪の山荘で』(24年)、『35年目のラブレター』(25年)などで俳優としても目覚ましい活躍を見せるWEST.の重岡大毅。航の妹・幸来役に原菜乃華、謎めいた女優・七希役に田中みな実と、今旬のキャスト陣が顔を揃える。
さらに、七希が自身の使用する生成AIのプロンプトとして設定しているモリアーティ役に石丸幹二、事件の捜査を担当する埼玉県警の警部補・一堂恵役に伊藤歩が出演。数々の作品で名バイプレイヤーとして活躍する黒田大輔、森岡龍や、俳優業のほかYouTubeでも活動する九十九黄助らが脇を固める。
いまや、調べものから文章作成、仕事のサポートまで、あらゆる場面で生成AIを頼ることが当たり前になりつつある。「生成AIに“完全犯罪”を頼んだら、どんな答えが返ってくるのか?」——。そんな驚きの発想をもとに、現代社会に潜むAIの危うさをエンターテインメントとして描いたのが、本作だ。
単独主演としては約2年半ぶりとなる本作で、重岡大が演じるのはフリーライターの初海航。重岡が本作への出演を決めた理由のひとつが、“生成AI×完全犯罪”というユニークな設定だ。「まず設定を聞いたときに、面白いなと思いました。生成AIと完全犯罪という、一見すると組み合わせが難しそうなものがどう映画になるんだろう、と興味を持ちました。出演したい!とすぐに返事をしましたね」と語る。
また、「難しいテーマを扱っているように見えて、ちゃんとエンターテインメントとして楽しめる作品になっていると思います」と、作品の仕上がりに自信を見せる。
実際に近藤監督らも生成AIに完全犯罪の方法を尋ねてみたが、結果として、AIがそのまま完全犯罪の方法を教えることはなかったという。しかし、質問の仕方によって、AIからどこまでの情報を引き出すことができるのか――。そんな疑問を突き詰めていくと、そこには現代社会が抱える大きな危うさが浮かび上がる。

いまや、仕事でも日常生活でも、自分で思考する前に生成AIに尋ね、判断や選択まで委ねる場面が増えているのではないだろうか。近藤監督は生成AIを頻繁に活用しているが、「こういう題材で映画を作りたいとAIに言っても、大したプロットは出てこないです」と断言する。「でも、企画の初期やプロット段階でどうしたらいいのかもわからない時に、“やりたくないこと”の抽出・確認や、自分の中の違和感の検証をするのには使える。壁打ちの相手としてはとても有用だと思います」と、あくまで作品の精度を高めるためのアシスタントとして活用しているという。
本作が描くのは、単なる「AIで完全犯罪は可能なのか?」という興味本位の問いではない。生成AIという便利な存在に頼りすぎることで生まれる、人任せな行動や思考停止の危うさ、そして便利さの裏側に潜む問題点を捉えながら、見る者を物語へと引き込む予測不能な展開が待ち受ける。
時事性の高い題材を扱いながら、社会派作品にとどまらず、エンターテインメントとして成立させているのは、近藤監督の手腕によるところが大きい。ホラー作品で培ってきた緊張感のある演出を随所に織り込み、現代社会に潜む“見えない恐怖”を巧みに映像化。生成AIという最新のテクノロジーに翻弄される人間たちの姿を描くことで、見る者に強烈な印象を残す一本に仕上げている。
解禁された場面写真には、物語の中でさまざまな局面に立たされる重岡演じる航の多彩な表情が切り取られている。
警察署で事情聴取を受ける場面では、どこか怯えた表情を浮かべ、次第に追い詰められていく航の緊迫した様子を体現。一方、罪の意識にさいなまれる幸来を諭し、落ち着かせようとする場面では、厳しさの中にも優しさを感じさせるまなざしを見せ、妹を気遣う兄としての温かさをにじませる。
さらに、鋭いまなざしでスマートフォンを向ける姿も。何かを決意したかのような表情が、物語の行方への期待をかき立てる。それぞれ異なる感情を映し出した一連の場面写真からは、俳優・重岡大毅の幅広い表現力が垣間見える。果たして、さまざまな状況に翻弄される航がたどり着く先とは——。
『5秒で完全犯罪を生成する方法』は、2026年9月11日より全国公開。
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