涙にくれるヒロインが復讐を誓う 増田有華が愛を交わし運命に翻弄される女性を熱演

#児玉宜久#増田有華#山口大地#映画#木口健太#本田博太郎#藤吉久美子

『Love song』
(C)2023「ラブソング」製作委員会
『Love song』
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増田はシンガー役を演じ、劇中で美しい歌声を披露

横浜を舞台にしたハードボイルドかつエモーショナルな恋愛映画『Love song』が、10月20日より劇場公開されることが決定した。本作よりポスタービジュアル、予告編、場面写真を紹介する。

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売れないシンガー・花を売り出そうと、マネージャー兼恋人の猛はヤクザの覚せい剤を横流ししようとする。しかし、所業はすぐにばれて、暴力団員の久住によって無残に殺害される。猛からの最後の電話で隠した薬のありかを知らされた花は、薬をカバンに入れその場を去ると、猛を撃った久住に復讐を誓う。

そんな中、花は幼なじみで、かつて一緒に夢を追っていた誠と7年ぶりに再会する。花の復讐劇に誠も巻き込まれていき…。

ヒロイン・花を演じるのは、元AKB48メンバーの増田有華。AKB卒業後も映画、ドラマ、舞台と女優として精力的に活動中。本作ではシンガーとしてその美しい歌声を披露する一方で、幼なじみと7年ぶりに再会し、愛を交わすなど感情豊かに表現している。

増田は「いま振り返ってもハリケーンのような撮影期間だったなと思います。演じさせていただいた“売れないシンガーの花”は、勝気で周りに弱音も吐かず周りからは勘違いされがちですが、いつでも一生懸命に真っ直ぐな普通の女の子です。歌うシーンがしっかりあるというのが斬新で、今までやったことがなかったのでチャレンジできて良かったです」と語る。

幼なじみ・誠を演じるのは、『おんなのこきらい』(15年)でMOOSIC LAB2014男優賞を受賞し、『傀儡』(18年)「ずぶぬれて犬ころ』(19年)に主演、俳優として着実にステップアップを重ねる木口健太。敵役のヤクザを演じたのは山口大地。さらにベテラン俳優・本田博太郎、藤吉久美子が脇を固める。

監督は児玉宜久。石原プロの助監督からキャリアをスタートし、『ショカツの女』『警視庁強行犯係樋口顕』など多くのTVドラマを監督し、映画『いつもより素敵な夜に』(10年)『妻の恋人』(12年)など大人の恋愛映画を手がけてきた。

紹介するポスタービジュアルは、花(増田)と誠(木口)が間近で見つめ合うエモーショナルなカットをメインに、脇を固めるキャラクターを下に配置したデザインとなっている。「お前のことが好きだった だから誰よりも幸せになってほしかった…」というコピーが、悲劇的なドラマを予感させる。

・[動画]元AKB48・増田有華が主演するハードボイルドかつエモーショナルな恋愛映画『Love song』予告

予告編は、泣き顔の花がバスで移動するシーンから始まる。そして銃撃戦、「それを持って今すぐ逃げろ」という恋人・猛からの電話に続き、必死に走る花のカット。猛から覚せい剤を託された花はヤクザに追われ、かつて一緒に夢を追っていた誠と再会するが…。

■増田有華コメント

お話があってから撮影まで怒涛の日々でした。いま振り返ってもハリケーンのような撮影期間だったなと思います。演じさせていただいた“売れないシンガーの花”は、勝気で周りに弱音も吐かず周りからは勘違いされがちですが、いつでも一生懸命に真っ直ぐな普通の女の子です。
歌うシーンがしっかりあるというのが斬新で、今までやったことがなかったのでチャレンジできて良かったです。
花の重要な相手役を演じられた木口健太さんとは撮影期間が数日しかない中で、いろいろと相談し合いながらとても濃厚な時間を過ごさせていただきました。共演者の方に非常に支えていただいたなと思います。
奇奇怪怪斬新な現場でしたが、振り返ると非常に楽しくたくさんの出来事が鮮明に蘇ります。一生、忘れないと思います。映画館で見られるのが、いまから楽しみです。

■木口健太コメント

限られた時間の中で、何ができるのか。
全スタッフ・キャストで削り合いながら日々を過ごしました。
不器用にしか誰かを愛することができず、誤魔化しながら生きる日々。
無数の言い訳を重ねて、自分の真実すらわからなくなって
彼らの導き出した答えが、明日の誰かの勇気に繋がれば幸いす。

■山口大地コメント

映画『ラブソング』にて久住勇哉を演じさせていただきました。演じる久住は半グレ上がりの若いヤクザです。プライドが高く非道で常に生き急いでる。そんな人物です。
誰の人生でも、こんなはずではなかった。という瞬間があると思います。一見自分で選択したかのように見えて、たくさんの要因が人の生き方を決めています。彼らの人生も多くの要因に突き動かされていますが、それぞれが信じたことを選択し、愛した人に真っ直ぐ向き合った結果なのです。この映画はどんな形であろうとそれは美しいものだと教えてくれます。誰かの人生が羨ましく見えても、その誰かにはなれない。少し寂しい、愛の物語です。是非劇場でご覧ください。

■児玉宜久監督コメント

地方から【夢】を抱えた出てきた3人の若者の顛末である。
東京生まれで「故郷への想い」が少ない私にとって、彼らの気持ちを完全に理解することは少し難しかった。さらには、3人のキャラクターの棲み分け。そしてどんなエピソードをいかに絡めていくか?過去と現在のドラマをどう交錯させればいいのか? 村川氏の設定をベースに、宍戸氏らと推敲を重ね、様々な肉付けをした。
幸いにもそれは上手くいった。結果、最近の作品の中でこれほど撮影していて楽しかったことは無かった。
特筆すべきは、ラストで歌う花役の増田有華氏の歌唱力だ。
わずか数日で、この作品のエッセンスが詰め込まれた『ラブソング』を、完全に自分のものにして現場に臨んでくれた。
物語の最後に披露されるこの歌を、是非劇場で聞いてほしい。

映画『Love song』は10月20日より劇場公開。

・[動画]増田有華インタビューのお宝映像!

INTERVIEW