野村周平と黒島結菜が過去を変える!? 『サクラダリセット』2部作で映画化!

#野村周平

写真上、左から黒島結菜と野村周平。写真下、左から平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里
(C) 2017映画「サクラダリセット」製作委員会
写真上、左から黒島結菜と野村周平。写真下、左から平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里
(C) 2017映画「サクラダリセット」製作委員会
写真上、左から黒島結菜と野村周平。写真下、左から平祐奈、健太郎、玉城ティナ、恒松祐里
(C) 2017映画「サクラダリセット」製作委員会
「サクラダリセット」角川文庫1巻書影
(C) 河野裕/KADOKAWA

野村周平と黒島結菜が初共演で、河野裕原作の青春傑作ミステリー『サクラダリセット』を前後編の2部作で実写映画化することが発表され、野村と黒島のコメント動画が到着した。

[動画]『サクラダリセット』主演・野村周平×黒島結菜からのコメント動画

本作は、住人の半数が特別な能力を持つ地方都市“咲良田(サクラダ)”が舞台。主人公の浅井ケイ(あさい・けい)は、過去に体験したことを決して忘れない「記憶保持」能力を持つ高校生。そんなケイといつも行動をともにするのは、世界を最大3日分巻き戻す「リセット」という能力を持つ春埼美空(はるき・みそら)。彼女自身の記憶も「リセット」されてしまうことから、巻き戻った時間は覚えていないが、ケイだけは「記憶を保持」できるため、2人が一緒に行動することで世界を最大3日やり直すことができるのだ。

物語は、そのケイと春埼が、2年前に「リセット」の影響を受けて死んでしまった同級生・相麻菫(そうま・すみれ)を救おうとするというもの。かつてケイは、彼女を生き返らせようとしたものの、能力を取り締まる管理局と対峙し失敗に終っていた。以来、ケイは管理局にマークされながらも、咲良田に集うさまざまな能力者とめぐり合う中で、彼らの能力を組み合わせれば死んだ相麻を再生できるのではと考えはじめる。

野村が演じるのは主人公の浅井ケイ役。黒島がヒロインの春埼美空役に扮する。さらに、本作のキーパーソンとなる相麻菫役に平祐奈、劇中でギターと歌にも挑戦する中野智樹(なかの・ともき)役に健太郎、強力な能力を披露する村瀬陽香(むらせ・ようか)役に玉城ティナ、自身初の金髪で役に挑む岡絵里(おか・えり)役に恒松祐里と、映画界の未来を担う豪華若手派俳優陣が集結した。 

本作について野村は「今回は2部作の主役ということもありセリフも多く、特別な能力の持ち主という今までに演じたことがない役柄なので、挑戦的な部分もあるし、頑張りたいです。撮影がはじまったばかりなので、どうなるのか全くわからず、お客さんの反応が想像できない作品ですが、そこがまた楽しみです」とコメント。

黒島は「最近元気で明るい役が多かったのですが、今回はおとなしくて控えめな女の子を演じます。感情の起伏があまりないので、細かい部分での揺れみたいなものを大事にしたいと思っています」と話し、相麻役の平は「今回、初めて前髪を作り、新たな自分になってから撮影がはじまるので、とてもわくわくしています。それぞれのキャラクターが濃く、脚本にどんどん惹きこまれました。相麻菫という役に対して不安もありますが、深川監督やキャストの皆さんと良い作品を作り上げられたらいいなと思います」と述べている。

咲良田に集う“能力”を静かに愛し守ろうとする少年と、その少年をただひたすらに信じ続ける少女が、幸福な結末を願って「過去を“巻き戻す”」前篇、「未来を“祈る”」後篇。『サクラダリセット 前篇/後篇』は2017年春に2部作連続で全国公開となる。

INTERVIEW