今年も9月16日から19日にかけて開催されるコメディ映画の祭典「したまちコメディ映画祭in台東」(略称:したコメ)。いとうせいこうが総合プロデュースをつとめ、9回目を迎えるこの祭典の「コメディ栄誉賞」に山田洋次監督が選ばれたことがわかった。
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本映画祭は、「映画(Cinema)」「したまち(Down town)」「笑い(Comedy)」という3要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元の方、映画・喜劇を愛するすべての方が一体となって盛り上がれる、ほかにはない魅力を持った住民参加型の映画祭。
中でも「コメディ栄誉賞」は、多年に渡り“笑い”を通して多くの人々を楽しませ、元気にしてくれたコメディアンやコメディに関わっている方に敬意を表し贈呈するもの。これまでに、第1回小沢昭一、第2回コント55号、第3回谷啓、第4回伊東四朗、第5回ザ・ドリフターズ、第6回堺正章、第7回西田敏行、第8回ビートたけしと、そうそうたる顔ぶれが受賞してきた。
山田監督は、『男はつらいよ』シリーズや『幸福の黄色いハンカチ』をはじめとする数々の名作を世に放ち、日本の映画界を牽引してきた監督。最新作『家族はつらいよ』でも、市井の人々の大切な日常と人間の愚かさと尊さを笑いを通して描き続けている。今回、したコメでは、“喜劇映画監督 山田洋次”にスポットをあて、山田監督のリスペクト上映を行うとともに、コメディ栄誉賞を贈る運びとなっている。
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