3年ぶり映画主演の香取慎吾、草なぎ剛に続く役者業躍進なるか

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香取慎吾
3年ぶりの映画主演を務める香取慎吾

香取慎吾が、9月公開の『犬も食わねどチャーリーは笑う』で、『凪待ち』(19年)以来3年ぶりに映画主演を飾る。

・香取慎吾、“旦那デスノート”の餌食に!? 『犬も食わねどチャーリーは笑う』9月公開

香取慎吾ら「新しい地図」が躍進 NHKでレギュラー獲得

『犬も食わねどチャーリーは笑う』は、市井昌秀監督が手がけるシリアスコメディ。結婚4年目を迎える田村裕次郎(香取)と日和(ひより/岸井ゆきの)が、大切な関係を取り戻そうとする姿をユーモラスに描き出す。香取は、岸井演じる日和がコミカルな悪口を連ねるSNS「旦那デスノート」の標的になる。

市井監督いわく、構想段階から「情けない、だらしない、ダメな香取慎吾」を表現したかったという本作。香取本人は撮影を振り返って「恐怖の連続でした! 自分の知らないところで、自分の知っている人が、自分のことを晒している! コメディです。コメディだけど、泣けるんです。いい意味で。。」と語っている。

2016年12月末にSMAPを解散し、翌2017年に稲垣吾郎や草なぎ剛とジャニーズを退所。元SMAPマネージャーである飯島三智氏が代表取締役を務める芸能事務所「CULEN」(カレン)に3人そろって所属し、新プロジェクト「新しい地図」を開始。ジャニーズ時代には制約が厳しかったデジタル分野へ積極的に進出する。2022年4月からはNHKでバラエティ番組『ワルイコあつまれ』がレギュラー放送されるなど、地上波で顔を見せる機会が増えてきている。むしろ“戻ってきた”と感じる視聴者も多いかもしれない。

他方、仲間である草なぎは役者として躍進。映画『ミッドナイトスワン』(20年)の演技が認められ、日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を筆頭に賞レースを総なめ。さらに大河ドラマ『青天を衝け』で徳川慶喜を演じて話題を呼んだ。

役者業への思いが強いとも言われる香取。『犬も食わねどチャーリーは笑う』で新たな一面を見せ、さらなる飛躍を遂げる足がかりになるか注目だ。

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