ムロツヨシ「コメディー作品ではありません」真面目に演技宣言！『連続ドラマW 雨に消えた向日葵』

#ムロツヨシ #ヒューマンドラマ #ミステリー #連続ドラマW 雨に消えた向日葵 2022.02.28

ムロツヨシが主演を務めるミステリー作品『連続ドラマW 雨に消えた向日葵』（全5話）が、7月よりWOWOWにて放送・配信される。

ムロツヨシ、ヒューマンミステリーで中堅刑事を熱演

本作は、小説家・吉川英梨の同名小説を原作に、ある少女失踪事件の真相を追う刑事・奈良健市（ムロツヨシ）と、失踪した少女・石岡葵の家族の苦悩と執念の日々を描いたヒューマンミステリー。吉川にとっては初の連続ドラマ化作品となる。また、脚本は『ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○』の関えり香が手がける。

ムロツヨシは、本作で連続ドラマW初主演。自身の妹をある事件から守れなかったことに大きな後悔を抱える中堅刑事・奈良を演じる。常に冷静で仕事熱心、上司や同僚からの信頼も厚い奈良だが、私生活はおざなりで他人に心の内を見せない、どこか陰のあるキャラクター。そんな奈良は、少女失踪事件の捜査を担当する中で、娘の無事を願う家族の一途な思いと自らの妹への思いとを重ね、まるで罪滅ぼしかのごとく捜査にのめり込んでいくことになる。

コメディ路線の出演作が多かったムロが、痛々しいほどの執念で事件を追う“切なく強い”奈良という刑事像をどのように完成させるのか。ムロツヨシが、自身のパブリックイメージを更新する“新境地”とも言える演技に注目だ。

ムロツヨシは出演にあたって「罪悪感からくる正義感なのか、正義感があるからこその抱え続ける罪悪感なのか、どちらにせよそこから生まれる使命感だけで生きている男です。そんな男を演じることになりました。行方不明となったひとりの少女が『生きている』ことを信じ、追いかけ続ける。ただただその男と向き合った日々です。演じることに没頭しました。ぜひ、皆様に見ていただきたいのです」とアピール。

続けて「ただ、コメディー作品ではありません。刑事ドラマでもあるのですが、私を含めましてまわりの刑事たちが…コメディー畑の方たちばかりで、それはそれで、え？どう見たら良いの？という、そこがまたこのドラマの説得力になっていることを信じています。人間ドラマです。何があるかわかりゃあしないこのご時世。『何かを信じる』ことの必要性や重みを、真っ直ぐにお伝えできたら、と思います」と語っている。

『連続ドラマW 雨に消えた向日葵』は、7月よりWOWOWプライムおよびWOWOWオンデマンドにて放送・配信。