小林聡美、「透明感溢れる知的な存在感が圧倒的!」

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ツユクサ
(C)2022「ツユクサ」製作委員会

大人版『小さな恋のものがたり』…映画『ツユクサ』

小林聡美主演の“大人のおとぎ話”映画『ツユクサ』が、4月29日に公開される。このたび、本編映像が公開された。

公開された映像は、車を運転中の主人公・五十嵐芙美(小林)の元に隕石が降ってくるシーンから始まる。

隕石が人間に当たる確率は1億分の1。50歳を目前にそんなありえない出来事に遭遇した芙美は、海岸で 月の石を手に「なんだか幸せになれる気がする」と語る。

港のある小さな町で一人暮らしをし、年の離れた小さな親友・航平(斎藤汰鷹)や、気の置けない仲 間たち(平岩紙、江口のりこ)とたわいもない時間を過ごし、おひとり様ながらも健やかな日々を過ごしていた芙美だったが、ある日、この町では見慣れない男性・篠田吾郎(松重豊)と運命的な出会いをする。

彼はどこにでもあるツユクサの葉で芙美に草笛を吹いてみせてくれた。抱える過去を知らぬまま惹かれあう2人だが、芙美は「50歳になる前に隕石にぶつかった。篠田さんにも会えた。それでいいんです」と語り、今日を精一杯に生きる中で、日常の中に溢れたささやかな幸せを見つけていく。

本作品には、そのほかにも渋川清彦、泉谷しげる、ベンガル、水間ロンのほか、落語家の桃月庵白酒や瀧川鯉昇が味わい深いキャラクターを熱演しているのも見どころとなっている(https://youtu.be/7g6l3YDjFNA)。

「もう新しいことは何もないと思っていても、ある日“小さな奇跡”に…」

小林は、「平山秀幸監督のぶっきらぼうで温かなまなざしで描かれた『チッチとサリー』のような作品になりました。人生、もう新しいことは何も起きないだろうと思って暮らしていても、ある日“小さな奇跡”にぶつかる可能性があるかも。そんなことを想像しながらこの作品を楽しんでいただけたらうれしいです」とアピールした。

一方の松重は、「俳優としても実生活でも恋愛とは無縁だという自覚を持って暮らしていました」と謙虚なコメントと共に、自然に物語に入り込むことができたと感想を語る。

「旧知の平山監督からこの作品のお話を頂き、新たな恋路に旅立つ期待と不安を抱きつつ喜んでお引き受けした次第です。全編を通じて主演の小林聡美さんの透明感溢れる知的な存在感が圧倒的で、そこに惹かれていく男を演じることに、微塵も演技が入る余地はありませんでした」

『ツユクサ』は、4月29日に公開される。