女性のツイートは14文字までに制限!? 女性が自分たちらしく生き、声を上げられるように…

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‘MORE VOICE’プロジェクト
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‘MORE VOICE’プロジェクト

‘MORE VOICE’プロジェクトを開始

SDGsの目標のなかでも特に「ジェンダー平等」実現に向け活動する国際NGOプラン・インターナショナルは、‘MORE VOICE’プロジェクトを開始した。

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このプロジェクトは、世界中の女の子や女性たちの明るい未来を切り開くため、「誰かのために声をあげる機会を提供したい」と始められたもので、Twitterと連携して社会を変えるための声を募集し、社会に変革をもたらすような有意義な会話を創出していく活動だ。Twitterアカウントは、@Plan_Intl_jp。

第1弾:時代遅れを昔ばなしに。#女子昔ばなし

2月3日から配信されるのは、「女子昔ばなし」。

世界に数多く存在する「女性にまつわる古い価値観や事実」を昔ばなしにするために、時代遅れなエピソードをTwitter上で昔ばなし風に変換しツイートするキャンペーンを開始する。

集まった投稿は未来をつくる子どもたちに発信していく予定で、すべての女性が自分らしい人生を歩めるように、だれもが声をあげやすい社会をめざし、投稿を募集している。

ツイートの例としては、次のようなものが挙げられている。

「むかしむかし、女性のお給料は男性よりもひくいのが当たり前だったそうな。 頑張って働いてもむくわれないことが多いとは、ひどい話だのう」

「むかしむかし、家事や育児、介護を押しつけられる女性も多かったそうな。 ワンオペでもへとへとなのに、仕事と家庭を両立しろとは無理な話だのう」

‘MORE VOICE’プロジェクト

第2弾:#大人になった私から女の子へ

3月1日から3月8日に配信されるのは、大人になった女性から女の子への応援メッセージ企画。

大人の女性から、自身が体験したジェンダー・バイアスを募集し可視化すると共に、その声を今の女の子たちへ向けたポジティブな応援に変えて届けていくキャンペーン。

3月3日ひな祭りから3月8日の国際女性デーにかけて、大人の女性から若い女の子世代へ、より良い未来に向けた言葉のバトンをつなぐことを目指す。

また後日、Twitterで集まった声をもとに「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」主催によるジェンダー・バイアスを話し合う授業を学校現場で実施する新しいチャレンジも行う。

ツイート例は以下の通り。

「女の子らしくって誰の基準だと思う? 知らない何かに勝手に望まれてることに縛られなくていいよ! 自分の好きを信じてのびのび生きよう!」

「生理痛や出産の痛み、女なら耐えられる、いやいや、そんな言葉で耐えさせられたらたまらない! 痛いものは痛いし、怖いものは怖い! 我慢しなくちゃなんて、思わなくていいよ」

‘MORE VOICE’プロジェクト

第3弾:女性の発言力は14文字

4月に配信を予定するのは、日本における女性管理職や女性議員の比率が全体の約1割であることから、社会における声の大きさを1割と仮定し、それをTwitterのつぶやきを通じて体験してもらう企画。

140文字中14文字しか社会に声が届かないという制限を設けることで、自由に発言や会話ができるTwitterというプラットフォームの中にその不条理性を見いだしてもらおうという思いによるものだ。

このプロジェクトは、上記3作品への参加を通じて、多くの人たちがジェンダーの問題について考え、より良い世界の実現のために声をあげることの大切さに気付く機会を提供する。

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