『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』公開

2022年度アカデミー賞国際⻑編映画賞・ドイツ代表にも選出されたロマンティックコメディ『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』が来年22年1月14日から公開される。このたび場面写真が公開された。

・GIRLS PLANET999の司会で注目のヨ・ジングが理想のAIロボットと恋愛不器用女子のロマンティック、ラブコメディ!

公開された場面写真は、紺碧の瞳のダン・スティーヴンス扮するトムが、ドイツの女優マレン・エッゲルト扮するアルマを見つめ、エスコートするシーン。

実はこの初対面なのに積極的に口説いてくるトムは、全ドイツ人女性の恋愛データ及びアルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた高性能AIアンドロイドなのだ!

トムに課されたミッションはただひとつ、“アルマを幸せにすること”。 3週間の実験期間で、献身的でロマンチックなトムのアルゴリズムは、過去の傷から恋愛を遠ざけてきたアルマの心を変えることが出来るのか?

抜群のルックスと穏やかな性格と豊富な知識、ロマンチックなエスコートで難攻不落のアルマに恋を仕掛けるアンドロイド・トムを演じるのは、『美女と野獣』『ダウントン・アビー』で観客のハートを掴んだダン・スティーヴンス。

英語訛りのドイツ語でリルケの詩を暗唱し、プロのダンサーのようにキレッキレのルンバを披露する。子犬のような瞳で見つめたかと思えば、アルゴリズムがはじき出した⻭の浮くような台詞をドヤ顔で披露、『プリティ・ウーマン』の1シーンを再現して呆れられるなど、数々の自信たっぷりでイケメンテクを空回りさせる。

一方、トムに尽くされても素直になれないアルマには、『es[エス]』『ヒトラーを欺いた⻩色い星』のマレン・エッゲルト。過去の悲しみを心にしまい込み、充実した仕事に打ち込みながらも、老いゆく父の姿に自らの孤独を重ねる複雑な現代女性アルマを繊細に演じ、ジェンダーレスとなって初の第71回ベルリン国際映画祭で演技部門最高賞の銀熊賞を受賞した。

そのほか、2人の実証実験を見守るワケあり相談員には、『ありがとう、トニ・エルドマン』『約束の宇宙(そら)』のザンドラ・ヒュラーが扮する。

監督は、超正統派ユダヤ教徒のコミュニティから逃亡する女性を描きプライムタイム・エミー賞を受賞した『アンオーソドックス』のマリア・シュラーダー。女優として『Aimée & Jaguar』でベルリン国際映画祭最優秀女優賞に輝いた経験もあり、『エーミールと探偵たち 』『ソハの地下水道』などが日本でも高評価を獲得。現在も、映画プロデューサーの権力を振りかざしセクハラと性的暴行事件を繰り返したハーベイ・ワインスタインの行状を暴く来年22年公開予定の『She Said(原題)』を撮影中と飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍ぶりだ。

アカデミー賞のドイツ代表に選ばれたロマンティクコメディ

本作品は、ベルリンのペルガモン博物館で楔形文字の研究に没頭する学者アルマと、完璧にプログラムされたアンドロイド・トムのロマンティクコメディ。

アルマは研究資金を稼ぐため、とある企業が極秘で行う特別な実験に参加することに。そこに現れたのは、紺碧の瞳でアルマを熱く見つめるハンサムなトム。実は彼、全ドイツ人女性の恋愛データ及び、アルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた高性能AIアンドロイドだった!

人間同士の恋愛は妥協や擦り合わせの繰り返しでままならないことばかりだが、ロボット相手なら難しい人間関係もストレスゼロ──しかし、衝突のない関係が果たして「愛」なのだろうか? それとも「高度で繊細なアルゴリズムの結果」なのか? 果たして、人間アルマとロボット・トムの行き着く未来とは??

『アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイド』は、来年22年1月14日公開される。

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