地震で被害を受けたワーナー・マイカル・シネマズ福島が4月8日より営業再開!

ワーナー・マイカル・シネマズの劇場。写真は2008年にオープンした「ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野」
ワーナー・マイカル・シネマズの劇場。写真は2008年にオープンした「ワーナー・マイカル・シネマズ筑紫野」

原子力発電所が放射能漏れを伴う被害を受けたことで、さまざまな風評被害にあっている福島県。シネコン大手のワーナー・マイカルは、震災により休業していたワーナー・マイカル・シネマズ福島(福島市曾根田町1-18曾根田ショッピングセンター5F)の営業を4月8日から再開すると発表した。

震災と計画停電で映画界にも大きな影響

同劇場は、震災の影響により廊下、売店などの一部施設が破損し、営業停止を余儀なくされていたが、このほど復旧工事が完了。観客を迎える準備が整ったことから、上映再開を決定したという。

上映作品は、『プリキュアオールスターDX3 未来にとどけ! 世界をつなぐ☆虹色の花』『ジャンプ HEROES film』『映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団〜はばたけ 天使たち〜』『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』『忍たま乱太郎 忍術学園 全員出動!の段』『塔の上のラプンツェル(3D)』『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島(2D)』『SP 革命篇』『ツーリスト』など。

なお、全国に60劇場を展開するワーナー・マイカルでは、震災のため休業していた東日本地区26劇場のうち、すでに17劇場が順次営業を再開。福島が4月8日に再開することで、休業中の劇場は8劇場のみとなる。とはいえ、営業を再開した関東の劇場の一部では、計画停電の影響もあり、営業時間短縮で上映中。また、節電対策として、全国のワーナー・マイカル・シネマズでショッピングセンターと連携して、屋外のサインや劇場の設備の一部を消灯するなどの節電対策に取り組んでいるほか、このたびの地震で被災された方々のための緊急支援として、募金活動も行っているという。

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