血まみれの“愛を強要する女”が迫る! 恋愛感情が執着へと変貌する新感覚ホラーが日本上陸
製作費100万ドル未満の低予算映画ながら全米興収5000万ドル突破
甘美で狂気に満ちたネオ・ロマンティックホラー映画『OBSESSION(原題)』が、邦題『オブセッション 災愛』として、7月17日より全国公開されることが決定。あわせて、ビジュアル、特報映像、場面写真も一挙解禁された。
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(C)2026 Focus Features LLC.
製作費100万ドル未満という低予算ながら、公開前から世界各国の映画祭を席巻し、SNSを中心に熱狂的な話題を呼んでいる本作。第50回トロント国際映画祭「ミッドナイト・マッドネス」部門でワールドプレミア上映され、観客賞第2位を獲得したほか、シッチェス・カタロニア国際映画祭では3冠を達成。瞬く間にジャンル映画ファン注目の1本となった。
予告映像はSNSで1700万回以上再生され、Rotten Tomatoesでは95%FRESH(2026年5月25日時点)を記録。全米公開後は、オープニング3日間で1700万ドル超(1719万6855ドル/5月25日時点のレート換算で約27億円)の興行収入を叩き出した。
さらに公開2週目には順位を上げ、その週公開された『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』に次ぐ全米興収ランキング第2位に浮上。5月15日〜24日までの累計興収は5000万ドル(5278万4010ドル/約83億円)を突破し、異例の大ヒットを記録している。
物語の主人公は、孤独で内向的な青年・ベア。思いを寄せる女性ニッキーとの距離を縮めたい一心で、“願いを叶える”という不気味なまじない「ワン・ウィッシュ・ウィロー」に手を出したことから、彼の日常は少しずつ狂い始める。
純粋だったはずの恋愛感情はやがて執着へと変貌し、“最愛”は“災愛”へと反転していく――。誰もが抱える「愛されたい」という欲望を出発点に、恋愛感情と紙一重に存在する“オブセッション(執着)”を描き出した本作は、“ネオ・ロマンティック・ホラー”と呼ぶべき、新時代の恐怖映画だ。

監督を務めたのは、本作で長編デビューを果たした新鋭カリー・バーカー。ホラー界のヒットメーカー、ジェイソン・ブラムから「限られた予算とスケジュールで、これだけの作品に仕上げたのは本当に見事」と絶賛されたバーカー監督は、YouTubeで公開したスケッチコメディ動画で多くのフォロワーを獲得した新世代クリエイターでもある。
さらに、ファウンド・フッテージ形式の初長編ホラー『Milk & Serial』(24年)では、200万回以上の再生数を記録。本作では、A24系ホラーにも通じる人間の内面的恐怖を掘り下げながら、ジャンプスケアとユーモアを自在に行き来する映像センスを発揮している。
ベアの視点を通して物語を描き、観客を感情面からも深く没入させるその手腕は、『ゲット・アウト』(17年)などで知られるコメディアン出身のジョーダン・ピール、『WEAPONS/ウェポンズ』(25年)のザック・クレッガー、元YouTuberで『TALK TO ME トーク・トゥ・ミー』(22年)を手がけたダニー&マイケル・フィリッポウに続く逸材として注目を集めている。
さらに今後は、ブラムハウス製作の新作『Anything But Ghosts』や、A24による『悪魔のいけにえ』リブート企画『Texas Chainsaw Massacre』への参加も決定。現代ホラー最前線への飛躍が期待される、いま最注目の新鋭監督だ。
主演は、繊細さと危うさを兼ね備えた若手俳優マイケル・ジョンストン。そして大きな注目を集めているのが、ヒロイン・ニッキー役の新星インディ・ナヴァレッティ。理想的な恋人として現れながら、次第に不穏な変化を見せていくニッキーを圧倒的な存在感で演じ切り、新世代スターの誕生を強く印象づけている。

あわせて解禁された日本版メインビジュアルでは、邦題『オブセッション 災愛』のタイトルが強烈なインパクトを放っている。
“愛”と“災”が表裏一体となった「災愛」という言葉を、鋭く歪んだ筆致で大胆にデザインした漢字ロゴは、まるで感情そのものが暴走し、画面を侵食していくかのような異様な存在感を放つ。本作が描く、“愛が狂気へと反転していく恐怖”を象徴するアイコンとして、鮮烈な印象を刻みつけている。
さらに、ニッキーから溢れ出すように空間へ広がっていく無数の「あいあいあいあいあいあい」という文字が、次第に膨れ上がっていくことで、抑えきれない思いが逃れられない執着へと変貌していく不気味さを表現している。
ビジュアルには、ベッドに並んで座るベアとニッキーの姿が切り取られている。無防備に寄り添うニッキーに対し、どこか怯えたような表情を浮かべるベア。その空間には恋愛の甘美さと、静かに忍び寄る狂気が同居しており、幸福だったはずの時間が崩れ始める予感を漂わせる。
さらに、「『最愛』のあの子が、『災愛』に変わる——」というコピーが示す通り、本作が描くのは、“愛されたい”という誰もが抱える願望が、やがて制御不能な恐怖へと転じていく物語だ。
ネオンカラーに染め上げられた室内、美しさと不穏さが入り混じるコントラスト、そしてベアの真っ直ぐな視線が、“ネオ・ロマンティック・ホラー”という本作ならではの世界観を鮮烈に焼き付けるビジュアルとなっている。
また、特報映像では、青年ベアの家で繰り広げられる、恋人同士の幸せな日常が映し出される。リビングのソファーに並んで肩を寄せ合い、テレビを見るベアとニッキー。そして、熱いキスを交わすふたり。ベアはニッキーのことが大好きで、ニッキーもまたベアを深く愛している。
そんなニッキーがベアに告げるのは、「あなたのことを“とっても”“とっても”“とっても”“とっても”“とっても”愛してる」という、あまりにも大きく、重く、激しい愛の言葉だった。
やがて映像に浮かび上がるテロップは、「最愛」から「災愛」へと変化——。その瞬間、ニッキーの様子は一変。身体をくねらせながら血まみれの笑みを浮かべ、「大きな声で!」と叫びながら激しく愛を求める…。それは、ベアが愛したニッキーの姿なのか。それとも、“愛”によって変貌してしまった姿なのか。
さらに映像には、苦悩に満ちたベアの表情や、「ONE WISH WILLOW」と記された謎のパッケージも登場。その意味とは――? 誰も見たことのない“愛の惨劇”の幕開けを予感させる、想像を超えた展開に期待が高まる衝撃の特報映像となっている。
■カリー・バーカー監督からのコメント
僕たちが「愛」と呼ぶものは、いったいどの時点で愛ではなくなってしまうのだろうか。そうなってしまったら、「愛」という言葉は、何を意味するのだろうか。この映画を見た後、どう感じたのか、自分だったらどうしたか、映画の中で見たものは愛なのかそれとも執着なのかなど、あれこれ議論を交わしながら映画館を後にしてくれたらうれしい。
『オブセッション 災愛』は2026年7月17日より全国公開。
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