Ken Yokoyama、BRAHMANら200組のミュージシャンが登場! “血の通った日本一小さな音楽フェス”の記録

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(C)WALK INN FES MOVIE製作実行委員会

2014年に桜島のふもとで産声を上げた野外音楽フェス「WALK INN FES!」の10年

野外音楽フェス「WALK INN FES!」の10年に渡る活動を追ったドキュメンタリー映画『素晴らしき日々も狼狽える』が、9月16日より地元・鹿児島の天文館シネマパラダイスでの特別先行公開後、全国順次ロードショー公開されることが決定した。これに併せて本作の予告編が解禁された。

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2014年に桜島のふもとで産声を上げた野外音楽フェス「WALK INN FES!」は、「僕らの街は、僕らで創る。」をテーマに掲げ、当初は協賛も募らず、プロのイベンターを使わず、出演するバンドマンたちがステージを設営して出番以外の時間は運営を手伝うDIYなフェスだ。ライブだけでなく音楽、ダンス、食、アート、アパレルから子供たちの経営するお店まで、様々なジャンルが一堂に会しながらも規則や禁止行為を極力設定せず、参加者が自ら考える場を創り出す。

同フェスのもう一つの特徴は地元のミュージシャンが数多く出演し、名だたるバンドやアーティストと肩を並べてパフォーマンスを披露すること。日本でも数少ない「自立するローカルカルチャー」の雛形でもあり、それはまさに小さな「街」のようだった。年々参加者の増加と共に「街」は徐々に広がり続けた。

しかし、2020年、コロナウイルスの猛威が世界を襲った。音楽フェスが続々中止になり、ライブハウスからも音が消えた。僕らの「街」はこのまま終わってしまうのだろうか? フェスの発起人である音響エンジニアの野間太一は鹿児島の仲間たちと何を考え、この「街」を創ったのか? フェスに参加した大勢のミュージシャンのライブシーンやインタビューなど、10年にも及ぶアーカイブから紡がれる、音楽から生まれた街「WALK INN FES!」と「鳴らし続けている者たち」による映像詩が完成した。

『素晴らしき日々も狼狽える』

Ken Yokoyama、BRAHMAN、the band apart、フラワーカンパニーズ、怒髪天などの名だたるバンドの他、鹿児島バンドを含む総勢200組にも及ぶミュージシャンが出演したこの新しい「街」の成長を記録し映画化したのは、80年代の日本のハードコア・パンクシーンの黎明期を記録したパンクドキュメント映画『ちょっとの雨ならがまん』(83年)の安田潤司監督。安田監督自身も2012年から鹿児島に在住し、2018年より「WALK INN FES!」に参加して本作を完成させた。

「WALK INN FES!」は第1回に出演したKen YokoyamaがライブMCで“血の通った日本一小さな音楽フェス”と表現した国内有数の音楽フェス。解禁された予告編は、「僕らの街は、僕らで創る。」というスローガンのもと、協賛に頼らず活動を続けてきたスタッフと、フェスに出演した様々なアーティストの想いが交差する内容となっている。

『素晴らしき日々も狼狽える』は9月16日より鹿児島の天文館シネマパラダイスで先行公開後、全国順次ロードショー公開される。

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