鈴木亮平×有村架純が兄妹役!『花まんま』がNetflix TOP10で初登場第2位

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『花まんま』
Netflix TOP10(日本/映画)第2位『花まんま』
『花まんま』
『花まんま』

笑えて、泣けて、愛おしい! 不思議な記憶をめぐる家族の物語

【Netflix TOP10】今回は「日本の週間TOP10(映画)」より、第2位にランクインした『花まんま』(英題:Petals and Memories)をピックアップ。『TOKYO MER~走る緊急救命室~』シリーズ最新作でも話題の鈴木亮平が主演を務め、有村架純と兄妹役で初共演した不思議な記憶をめぐるヒューマンドラマだ。

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大阪の下町で暮らす俊樹(鈴木亮平)と妹のフミ子(有村架純)。幼いころに両親を亡くした俊樹は、父と交わした「どんなことがあっても妹を守る」という約束を胸に、親代わりとなってフミ子を守ってきた。そんなフミ子も大人になり、動物行動学の研究者である太郎(鈴鹿央士)との結婚が決まる。ようやく兄としての肩の荷が下りるはずだった俊樹だが、フミ子には兄にも明かしていない秘密があった……。

『花まんま』

(C)2025「花まんま」製作委員会

直木賞受賞作を約20年の時を経て映画化

原作は、2005年に第133回直木賞を受賞した朱川湊人の同名短編集に収録された一編。幼い妹が突然、別の人生の記憶を語り始めるという不思議な出来事を軸に、兄妹と家族のつながりを描いた物語だ。

映画ではその世界観を生かしながら、原作では描かれなかった大人になった俊樹とフミ子の物語を大きく膨らませている。メガホンを取ったのは、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、『そして、バトンは渡された』など、人と人とのつながりを温かなまなざしで描いてきた前田哲監督。

原作と出会ってから15年以上にわたり映画化を熱望してきたという監督が、笑いを交えた大阪の人情味あふれる日常と、少し不思議で切ない物語を巧みに融合。じわじわと観る者の胸に響く作品に仕上げている。

鈴木亮平&有村架純の兄妹ぶりにも注目!

なにより魅力的なのが、ファンタジックな設定を軸にしながら、兄妹や親子など、さまざまな形の家族のつながりを温かく描いていること。大阪の下町を舞台に、笑いを誘う軽快なやり取りが繰り広げられる一方、フミ子が抱えてきた秘密が明らかになるにつれ、物語は思いがけない方向へと動きだす。

そして物語の中心となる俊樹とフミ子を演じる、鈴木と有村の息の合った掛け合いも見逃せない。ちょっと頼りなくて口うるさいけれど、誰よりも妹を大切に思っている俊樹と、そんな兄に容赦なくツッコミを入れるしっかり者のフミ子。ともに関西出身の鈴木・有村による自然な関西弁も相まって、長年一緒に暮らしてきた本当の兄妹のような空気感を醸しだしている。

さらに、フミ子の婚約者・太郎役の鈴鹿、俊樹の幼なじみ・駒子役のファーストサマーウイカをはじめ、酒向芳、六角精児、キムラ緑子ら個性豊かなキャストも集結。兄妹を取り巻く人々のやり取りもにぎやかで、大阪らしい親しみあふれる空気感も楽しい。

“生まれ変わり”という非日常的な題材を扱いながらも、本作が描きだすのは大切な人を思い続けること、そして家族とは何かという普遍的なテーマ。温かな笑いの先に思いがけない涙が待つ、じんわりと心に染みる一本だ。(文:足立美由紀/映画ライター)

【Netflix日本Top10(映画)/8月17日~8月26日】
1位『災 劇場版』
2位『花まんま』
3位『ザ・ラストハウス』
4位『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』
5位『映画クレヨンしんちゃん超華麗!灼熱のカスカベダンサーズ』
6位『怪盗グルーのミニオン超変身』
7位『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』
8位『爆弾』
9位『ブレイキング・イン』
10位『カプトゥーラ -エル・チャポの逮捕-』

※Netflix TOP10:Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、毎週月曜日から日曜日までの各作品の「視聴回数」(視聴時間を作品の総時間で割って算出)に基づいてランク付けする。