主題歌「tiny end」が傷を抱えた主人公たちに静かに寄り添う
吉岡里帆と奈緒をW主演に迎え、佐野広実の人気小説を映画化した『シャドウワーク』の主題歌に、劇場アニメ『ルックバック』の音楽を手掛けたharuka nakamuraによる「tiny end」が決定。あわせて、息をのむ緊迫感に満ちた予告映像とポスタービジュアルが解禁された。
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配偶者や親から暴力を受けた女性たちを保護するシェルター「おうち」。一見穏やかなその場所では、日常と変わらぬ手つきで、ある秘密が実行されていた。声なき者たちの“極限の決断”を描くサバイブサスペンスが、静かに幕を開ける。
主人公・紀子を演じるのは、『正体』(24年)で第48回日本アカデミー賞最優秀助演女優賞など多くの演技賞に輝いた吉岡里帆。もう一人の主人公・薫役には、東京ドラマアウォード2025主演女優賞を受賞し、『東京サラダボウル』など映画・ドラマ・舞台で唯一無二の存在感を放つ奈緒。
共演には、風吹ジュン、美保純、酒井若菜、ファーストサマーウイカ、佐月絵美、北村匠海、原嘉孝(timelesz)、清水尚弥らが名を連ねる。
監督は『君は永遠にそいつらより若い』(20年)の野竜平。善悪だけでは語れない社会の歪みに鋭く切り込む。

(C)2026「シャドウワーク」製作委員会
このたび解禁された予告映像は、配偶者や親から暴力を受けた女性たちを匿うシェルター「おうち」での、穏やかな日常の風景から始まる。夫から逃げ出し、「おうち」のメンバーとなった紀子(吉岡)は、「生まれて初めて、自分の居場所を見つけた気がするんです」と、ようやく手に入れた安らぎをかみ締める。
しかしある日、紀子は棚の奥に隠された血の付いたロープや注射器など、不審な道具を見つけてしまう。すると背後から、「見つけちゃったんだ…」という声が静かに投げかけられる。
一方、ある女性の不審死を追う刑事の薫(奈緒)は、本部が自殺と断定したことに疑問を抱き、独自に捜査を進める中で、その女性と「おうち」のつながりに気づいていく。だが、そんな薫の背後には、彼女を暴力で支配しようとする夫・晋一(北村匠海)の影があった。
そして映像は再び「おうち」へ。不穏な空気が張り詰める中、ついに紀子は、想像もしなかった真実を知ることになる。「わたしたちは人を殺してる…」。昭江(風吹ジュン)の口から、衝撃的な告白が放たれる。さらに「あなたが選ぶのよ」と、紀子は大きな決断を迫られる——。
終盤には、スタンガンを手にした紀子の姿や、「なんとかしないと。『おうち』を守るために」と覚悟を決める声が映し出される。彼女たちを脅かす晋一が「お前ら終わりだよ、諦めろ」と紀子の髪をつかみ、狂気をむき出しにする場面も収められ、息もつかせぬ緊迫感が加速していく。20年間発覚することのなかった完全犯罪の行方とは。そして、彼女たちが下した決断の先に待つものとは——。
あわせて解禁されたポスタービジュアルは、紀子をはじめとする「おうち」のメンバーと薫が、こちらを取り囲むように、それぞれの覚悟を宿した表情を見せる緊張感あふれる仕上がり。「やめた、奪われるのは」というキャッチコピーとともに、彼女たちが下す“極限の決断”を予感させるビジュアルとなっている。
本作の主題歌は、大ヒット劇場アニメ『ルックバック』の音楽も担当したharuka nakamuraが作詞・作曲を手掛け、Meadowが歌う「tiny end」。実は音楽に精通している吉岡が、監督からの相談を受けて提案し、今回の起用にいたった。予告編の冒頭でも流れるこの楽曲は、傷つきながらも懸命に生きようとする人々に静かに寄り添い、見る者の心に深い余韻となって染み渡る一曲になっている。

また、本作のムビチケ前売券が、2026年7月10日より発売決定。ムビチケカードは全国の上映劇場(一部を除く)およびメイジャー通販、MOVIE WALKER STOREにて、ムビチケオンライン券はMOVIE WALKER STOREにてそれぞれ取り扱われる。
■吉岡里帆
私にとって長年の夢でありましたharuka nakamuraさんに自分の主演作で主題歌を作って頂くこと。いつか、いつかと思っていましたが『シャドウワーク』でご一緒して頂けると聞き驚きと感謝の気持ちでいっぱいになりました。本当にありがとうございます。
初めて楽曲を聞いた時、あまりに澄み切った音と儚く脆い様がこの映画の主人公たちが抱える痛みや密かな願いとリンクしていて、もっと言えば紀子を演じる上で大事にしていた感情と完全にシンクロしていて、一緒に制作現場にいなくとも作品で通じ合うことが出来るのだと感動しました。
「誰かが 忘れて 失くした 伝えたかったはずの ひかり」。このフレーズは私自身もですし、映画全体が体現しようと目標にしていた想いでもあります。
映画館を出た後は大切な何かを取り戻したような、優しく包み込んでくれるような、そんな気持ちをギフトしてくれる曲だと思います。ぜひエンドロールの最後まで聞いて頂けたら。
■haruka nakamura
物語の中で希求される「救い」。そこにあるのは、僅かな灯りを頼りに希望を願う「祈り」だと感じ、歌詞に込めました。憂い多き世界にも、歌という祈りをひとつ。「tiny end」終わりは始まり。
『シャドウワーク』は2026年9月25日より全国公開。
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