『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』
『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』

約5000人の観客が歓声、笑顔で手を振り歩む姿に観客は大きな興奮

韓国・釜山で9月17日より開催中の第30回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema」部門にて、『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』が上映される。開幕式当日には、西島秀俊、グイ・ルンメイ、真利子哲也監督がレッドカーペットに登壇し、華やかに会場を沸かせた。

・西島秀俊、グイ・ルンメイらが登壇した釜山国際映画祭レッドカーペットの写真をすべて見る

約5000人の観客で埋め尽くされた釜山センタムシティに、西島秀俊、グイ・ルンメイ、ジュリアン・ワン、フィオナ・フー、そして真利子哲也監督がフォーマルなドレスとスーツに身を包んで姿を見せた。5人は緊張した様子もなく、リラックスした笑顔で観客や報道陣に手を振りながらレッドカーペットをゆっくりと歩み、その堂々とした姿で多くのフラッシュと声援に応えた。

『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』

西島にとって釜山国際映画祭はなじみ深い場だ。過去には『CUT』(11年)や日韓合作映画『ゲノムハザード ある天才科学者の5日間』(14年)で登壇し、昨年は審査員としても参加している。西島は「会場全体がとても盛り上がっていてびっくりです。たくさんの観客の方に迎えていただいて、とても感謝しています」と語り、釜山映画祭と来場したファンへの感謝を述べた。

『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』

ルンメイは「(釜山国際映画祭は)尊敬する映画人が多く参加し、観客もとても情熱的な人ばかりです。盛大に暖かく迎えてくれました」と熱気あふれる会場に感動を覚えた様子。西島のエスコートに対しては「(西島さんは)本当に温かく優しい先輩です。ニューヨークから釜山まで共に歩いてこれたような気持ちでいます」とコメントし、信頼と尊敬の深さを示した。

釜山国際映画祭初参加となる真利子監督は「初めての海外プレミアとなるため、これからたくさんの人に作品を見てもらえるのが楽しみです」とコメント。海外初上映となる本映画祭に緊張と興奮を見せた。

「実は最近けん玉に熱中している」と初日舞台挨拶で明かした西島は、釜山にもけん玉を持参し、ルンメイにプレゼント。国を超えるそのけん玉愛とルンメイの驚いた表情に、役者やスタッフを含め周囲も笑いに包まれた。

(C)Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.
(C)Roji Films, TOEI COMPANY, LTD.

現地からは、レッドカーペット上で撮影された写真のほか、真利子監督が自ら撮影したキャストの写真も届いており、チームの一体感や和やかな雰囲気が伝わってくる。

今回の釜山国際映画祭のレッドカーペットには、日本からも『8番出口』の二宮和也や『イクサガミ』の岡田准一らが参加。さらにオープニングセレモニーの司会は俳優のイ・ビョンホンが務めるなど、まさにアジアを代表するトップスターたちが一堂に会した。その中で、本作のチームもまた、世界に向けて作品の魅力を力強く発信した。

この後、釜山国際映画祭では舞台挨拶やQ&Aセッションも予定されており、現地の観客との直接の交流を通して、さらに作品の魅力が深まっていくはずだ。いよいよ公開を迎えた本作が、初めて海外の地でどのような評価を受けるのか。今後の展開にますます期待が高まる。

『Dear Stranger/ディア・ストレンジャー』は現在公開中。