藤原竜也、過去に戻れるならバッグを盗んだやつをとっ捕まえてやりたい!

藤原竜也(左)と平川雄一朗監督(右)
藤原竜也(左)と平川雄一朗監督(右)

売れないマンガ家で、ピザ屋の配達のアルバイトをしている藤沼悟が、【時空移動=タイムリープ】する特殊な現象“再上映(リバイバル)”により、心はそのまま小学生だった18年前にさかのぼり、当時、起こった事件と対峙していく新感覚ミステリー『僕だけがいない街』。この映画の名古屋舞台挨拶が2月26日に109シネマズ名古屋で行われ、主演の藤原竜也と平川雄一朗監督が登壇した。

[動画]藤原竜也が絶叫!/映画『僕だけがいない街』メイキング映像

藤原は「寒い中、お越しいただきありがとうございます。たくさんのファンがいる原作の作品で、監督も僕もプレッシャーを感じていましたが、去年の夏から撮影し、無事、完成することができました。いろいろな意見はあるかと思いますが、今日は楽しんで帰っていただければと思います」と挨拶。平川監督は「今日はお越しいただきありがとうございます。5000人の応募の中の250人というラッキーな方ということで、この映画を見て、ぜひ広めていただければと思います」と話した。

何度も同じ時間が巻き戻る“リバイバル”という現象に巻き込まれてしまう主人公を演じたことについて、藤原は「何度もリバイバルのシーンを撮るので、つながってみないとわからない撮影で、完成したものを見て『なるほどな』と思いました」と語ると、「(この映画は)子ども時代がとにかくすごく素敵で、鈴木梨央ちゃんや中川翼くんが主役といってもいいような作品。彼らが原作の温かい部分をプラスしてくれて感謝したいなと思いました」と、本作に出演する子役の演技を絶賛した。

本作で初共演となる有村架純については「みなさんが思っているとおりの子ですよ。すごくいい子で、若さは関係なく、とても大人な素敵な女性だという印象ですね」とコメント。

また、リバイバルしたいかという質問には「いやね、100社くらいから取材受けてますが、みなさん聞かれます、その質問(笑)」と笑いを誘うと、「リバイバルはしたいですよ。もしリバイバルするならば、24〜25歳の頃にロンドンのオープンカフェで授業を受けていた時に、携帯以外のものを全部入れたバッグを盗まれたのですが、その数時間前に戻って、盗んだやつをとっ捕まえてやりたいね!何度か教えてくれてる先生を疑ったりしてね(笑)。唯一残った携帯で救われた」と振り返り、会場を湧かせていた。

『僕だけがいない街』は3月19日より全国公開となる。

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