黒沢清監督新作がカンヌ「ある視点」部門出品! 深津絵里らが喜びのコメント

『岸辺の旅』
(C) 2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINEMAS
『岸辺の旅』
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『岸辺の旅』
(C) 2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINEMAS
『岸辺の旅』
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黒沢清監督
(C) 2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINEMAS

第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に正式招待が決定した黒沢清監督最新作『岸辺の旅(きしべのたび)』。この映画にW主演し夫婦役を演じる深津絵里と浅野忠信、さらに黒沢監督からも喜びのコメントが発表となった。

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本作は、3年間失踪していた夫が突然帰ってきたものの、夫は「俺、死んだよ」と妻に告げるところから幕を開ける。そして夫から「一緒に来ないか、きれいな場所があるんだ」と誘われるまま夫婦は、夫が失踪してから3年間、お世話になっていた人々を訪ねていく──というもの。

今回の正式招待について深津は「黒沢監督の世界観と、キャスト、スタッフみんなのエネルギーが海を渡る…。なんて素敵なことなのでしょう。本当にうれしいです」とコメント。浅野は「『岸辺の旅』がカンヌ国際映画祭のある視点部門に決定したことがとても嬉しいです! スタッフの皆さんとキャストの方々、黒沢監督、そして深津さんと共に過ごした夢のような時間がフランスの方達にも届いた喜びを実感しています!」と話している。

また、黒沢監督も「最高峰の映画祭から招待を受け、驚き、喜んでいます。これで『岸辺の旅』は、私の長いキャリアの中でもとりわけ幸福な一本となりました」と語っている。

『岸辺の旅』は日本では今秋、テアトル新宿ほかにて全国公開となる。

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