カンヌ映画祭コンペ部門に出品。河瀬直美監督最新作『2つ目の窓』会見レポ!

左から村上虹郎、河瀬直美監督、吉永淳
(C) Kazuko Wakayama
左から村上虹郎、河瀬直美監督、吉永淳
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左から村上虹郎、河瀬直美監督、吉永淳
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左から渡辺真起子、松田美由紀、吉永淳、河瀬直美監督、村上虹郎、村上淳
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第67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されている河瀬直美監督最新作『2つ目の窓』。この映画のフォトコールと公式会見が現地時間5月20日の昼に行われ、フォトコールには河瀬監督と村上虹郎、吉永淳、松田美由紀、渡辺真起子、村上淳が、会見には監督、村上(虹)、吉永の3人が登壇した。

河瀬直美監督の新作『2つ目の窓』が10月1日に奄美大島でクランクイン!

賞にかける思いを聞かれた河瀬監督は「この組の賞にかける思いは世界一だと思っています。この作品に関わった人たちの技術や思いはとても素晴らしく、この映画で自分たちの欲望を満たすのではなく、大切なものを伝えたい。記録というよりも、自分自身の歩みが嘘ではなかったという証になればいいと思っています」と回答。

また、「映画もカンヌも初めて」という村上(虹)は「監督に出会えて本当に良かったです。現場はつらかったけれど、みんなに出会えて良かった。時間があまりなくて旅行みたいでカンヌに来ちゃったって感じです。ホテルもすごいところに泊まれて良かったです」と挨拶。

吉永は「初めてのカンヌは憧れの舞台で、今ここに立っていても実感がわきません。河瀬監督の作品に出演させていただき、スタッフやキャストのみなさんに杏子という人物を生かしていただきました。そのおかげでここにいることに大変感謝しています」と話していた。

同作は、神の島・奄美大島を舞台に、2人の少年少女の初恋と成長を通して綴った、つながっていく命の奇跡を描いた作品。コンペ部門の受賞結果は5月24日の授賞式で発表。また、同作の日本公開は7月26日となる。

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