タランティーノ、バレンタインの思い出は両思い/『ジャンゴ 繋がれざる者』イベント

バレンタインの思い出を語ったクエンティン・タランティーノ監督(中央)
バレンタインの思い出を語ったクエンティン・タランティーノ監督(中央)

クエンティン・タランティーノ監督がメガホンを取り、アカデミー賞5部門(作品賞、脚本賞、助演男優賞、撮影賞、音響編集賞)にノミネートされている『ジャンゴ 繋がれざる者』。この映画の18歳以上の男子限定イベント「バレンタランティーノ・ナイト」が2月13日に新宿ピカデリーで行われ、来日中のタランティーノ監督が登壇した。

[動画]『ジャンゴ 繋がれざる者』予告編

同作はタランティーノ監督初の西部劇で、昨年12月に全米公開されるや、現時点までに興収1億5000万ドルを超えるタランティーノ史上最大のヒット作に。今年1月に発表されたゴールデングローブ賞ではタランティーノが脚本賞、クリストフ・ヴァルツが助演男優賞に輝き、2月10日発表の英国アカデミー賞でも、脚本賞、助演男優賞を受賞している。

今回の来日は、そんなタランティーノが、ロンドンで行われた英国アカデミー賞授賞式に出席後、その足で駆けつけたもので、客席を通って観客と握手やハイタッチをしながら登場すると、場内は早くもヒートアップ。現地時間2月24日にロサンゼルスで発表されるアカデミー賞授賞式まで、どんな気持ちで過ごすのかと尋ねられると、「爪を噛んだり、お酒を飲んだり」と冗談交じりに答えていた。

また、本作の脚本は、前作『イングロリアス・バスターズ』での来日時に書き始めたそうで、「日本でマカロニ・ウエスタンのサントラを20枚くらい買って聞いていたら、この話を思いついたんだ。そのときはノートも持ってなかったので、思いつくままにホテルの便箋に書き綴った。これからみなさんに見ていただくけど、最初のシーンはまさに3年前に東京で書いたそのままになってるよ!」と明かし、会場を沸かせた。

さらに、バレンタインデーにちなみ、自身のバレンタインにまつわる思い出を尋ねられると「小学校3年生のとき、すごく好きな女の子がいて、アメリカではカードをやりとりするのが慣習なんだけど、僕のクラスにはそうした慣習があまりないなか、僕だけがカードを書くのかなと思っていたら、なんと彼女も僕のために書いてくれてたんだ」と甘酸っぱい思い出を告白。次いで「でも、もし来年同じ質問をされたら、今夜のバレンタランティーノ・ナイトと答えるよ」と話し、会場からは大きな拍手が寄せられていた。

『ジャンゴ 繋がれざる者』は3月1日より丸の内ピカデリーほかにて全国公開となる。

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