新聞記者も注目! 映画『クライマーズ・ハイ』の記者会見

6月17日、『クライマーズ・ハイ』の記者会見が都内のホテルで開かれた。同作は、作家・横山秀夫が、地方紙記者として日航機墜落事故の取材に携わった経験を元に綴った小説の映画化。520名の命を奪った未曾有の大惨事に直面し、葛藤する記者たちの姿が熱気ムンムンに描かれる。

登壇したのは、監督の原田眞人と、出演者の堤真一、堺雅人、尾野真千子の4人。冒頭の挨拶で堤が「少しでも多くの方に見てもらいたいと、自信を持って言える作品。(『ザ・マジックアワー』の)三谷幸喜監督のように、たくさんヴァラエティ番組に出られればいいのですが、ぼくにはその才能がないので、記者のみなさまの力で、1人でも多くの方に見てもらいたいと思います」と笑いを誘えば、原田監督も「三谷監督のように鼻息で笛は吹けないので、あまりテレビに出られませんが、思いを込めて作った作品。よろしくお願いします」と続ける。

新聞記者たちが主人公の映画なだけに、集まった報道陣から「演じてみて、記者をやってみたいと思ったか?」という質問が。これに対し堤は「毎日紙面を作り続けることのすごさを知って、新聞に対する見方が変わった。ステキな仕事だと感じています」と回答。何人かの記者にリサーチをしたと明かす堺は「記者たちはみんな、焼き肉ばっかり食べていることに気づいた。役作りじゃないけど、ぼくも、できるだけ肉食にしてみようと思って、肉ばっかり食べました」と打ち明けた。

『クライマーズ・ハイ』は7月5日より、東京・丸の内TOEI 1ほかにて全国公開される予定だ。

(写真左から尾野真千子、堺雅人、堤真一、原田眞人監督)

『クライマーズ・ハイ』堤真一、堺雅人、尾野真千子、原田眞人監督記者会見【記事】
『クライマーズ・ハイ』堤真一、堺雅人、尾野真千子、原田眞人監督記者会見【動画】
『クライマーズ・ハイ』作品情報