不惑の竹野内豊と年女の井上真央がサプライズの誕生祝いに感激!

ロウソクの火を吹き消した竹野内豊(左)と井上真央(右)
ロウソクの火を吹き消した竹野内豊(左)と井上真央(右)
ロウソクの火を吹き消した竹野内豊(左)と井上真央(右)
自ら折った折り鶴を手にしたキャストたち。左から井上真央、ショーン・マクゴーウァン、竹野内豊
竹野内豊
左から山田孝之、井上真央、ショーン・マクゴーウァン、竹野内豊、唐沢寿明
山田孝之
真剣な表情で鶴を折る井上真央
中嶋朋子(右)に教えてもらいながら鶴を折る唐沢寿明(左)
無事に鶴を折り終え、余裕の表情で苦戦中の唐沢寿明(右)を眺める竹野内豊(左)
誕生日を祝うキャノン砲に驚く竹野内豊と井上真央
竹野内豊
左から平山秀幸監督、山田孝之、井上真央、ショーン・マクゴーウァン、竹野内豊、唐沢寿明、中嶋朋子、岡田義徳、チェリン・グラック監督
大場久充氏(左)と竹野内豊(右)
竹野内豊
みんなに手を振って舞台を後にする竹野内豊

太平洋戦争末期、玉砕の島であるサイパンで生き残るために戦い抜き、敵であるアメリカ人も畏敬の念を抱いたという1人の誇り高き日本兵。この実話を元にした映画『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』が完成し、1月13日に東京国際フォーラムでジャパンプレミアが開催され、キャストの竹野内豊、ショーン・マクゴーウァン、井上真央、山田孝之、中嶋朋子、岡田義徳、唐沢寿明と平山秀幸監督、アメリカ人パートを監督したチェリン・グラックが舞台挨拶を行った。

米兵から称えられた日本兵を演じた竹野内豊、日米協力の素晴らしさをアピール

主人公・大場栄大尉を演じた竹野内は「戦争を全力で戦い抜いた大場さんたちの誇り高い魂は、日本人として忘れてはならないことだと痛感しました。激戦地サイパンで、死ぬためではなく生きるために戦い抜いた大尉と47人の兵士、そして民間人たちの512日間を、どうか見届けていただけたら」と挨拶した。

また、アメリカ軍の攻撃で家族を失ったことからアメリカ兵を憎む少女を演じた井上は「難しい役でしたが、やりがいのある役にチャレンジさせていただいて感謝しています」と役について語った。

この日は、登壇者と観客全員で平和への願いを込めた千羽鶴を折る演出も。慣れない折り紙に苦戦していたのは平山監督、竹野内、唐沢。途中で唐沢は「止めていいかな」とギブアップ状態になったものの、隣の中嶋の協力を得てなんとか無事に完成させていた。

今後は国内9カ所で千羽鶴を折るキャンペーンが行われ、各地で平和を願って鶴が折られる。そして全ての鶴は最終的に、竹野内、山田、平山監督の3人が、映画の舞台となったサイパンへ届けるという。

さらに、1月2日に40歳(!)になった竹野内と、9日に24歳になった井上の誕生日を祝いサプライズでバースデーケーキが登場。2人は大きなケーキに立てられたロウソクを仲良く吹き消し、それぞれの誕生日を祝っていた。

続いて誕生日の抱負について聞かれると、「今年は年女なので、いい年にしたい」と井上。竹野内は「とにかく楽しんで、いろんなことにチャレンジしていきたい」と語った。

またこの日は、大場栄大尉の子息・大場久充氏と、大場隊47人のうちの1人である新倉幸雄氏も駆けつけ、竹野内と井上に花束を贈呈。大場は「命の大切さや戦争のむなしさを訴えているような作品」と映画をアピールしてから、「特に若い人に見ていただきたい」と訴えていた。

映画については「見終わった後、ジト〜っとイヤな気持ちになる映画。戦争とはそういうものだろうと思いました」と山田。唐沢は、この物語が実話だということに驚いたと話していた。

『太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男』は2月11日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国東宝系にて公開される。

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