ショーン・ペンとジョシュ・ブローリンが映画賞授賞式で舌戦を展開!?

5日に行われたNY映画批評家協会賞授賞式に、最優秀映画賞作品『ミルク』(GW、日本公開)で共演したショーン・ペンとジョシュ・ブローリン(『ノーカントリー』)が出席した。ペネロペ・クルス、プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインなどそうそうたる面々が居並ぶ場で、“舌戦”を繰り広げる一幕があった。

まず、主演男優賞受賞のショーン・ペンが、助演男優賞に輝いたジョシュ・ブローリンを紹介するのに「才能を認めてもらう前にもう40代になってしまって残念だったね。僕はずっと彼のように四角いあごをした(快く頼りになる、の隠喩でもある)俳優は無視してきた。けど、彼がどんどん歳をとるのを見て、彼も映画界にとって重要な存在であると思うようになったんだ」。

ブローリンはこれにニヤリと笑い、中指を立ててみせた。そして、いざ壇上で受賞のスピーチをする際には「ショーン・ペンはたいした俳優だ。(ここで小声になって)ラッセル・クロウみたいにムカつく奴じゃないし。ショーンは笑わない俳優として有名だけど、この映画の中ではしょっちゅう微笑んでいる。君はきっとアカデミー賞を穫るよ。ただ単に始終、笑顔を見せてるというだけで」。

この2人、どこからどこまでが本音なのか? 40数名の映画批評家が集まった式典で、ブローリンはなおも続けて、NYタイムズのチーフ批評家を名指しでこきおろし、Fワードまで使って会場を驚かせた。

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