キーラ・ナイトレイとD・D=ルイスがミュージカルで共演?

『つぐない』などの名演で、23歳の若さでイギリスを代表する女優になってしまったキーラ・ナイトレイが、現在、映画『マイ・フェア・レディ』への出演を検討中。ジョージ・バーナード・ショウの原作で、一介の花売り娘が、ある男性の手ほどきをうけて淑女へと変身し、彼と結ばれてハッピーエンドになるというプリンセス・ストーリーのクラシック版となったミュージカルだ。

オードリー・ヘプバーンとレックス・ハリソンの共演で1964年に映画化されて以来、約半世紀ぶりのリメイク。 今回はイギリスの売れっ子プロデューサーが製作し、監督にはスティーヴン・スピルバーグやマーティン・スコセッシなどの名前も挙がっているという。

肝心のキーラの相手役、ヒギンズ卿役にはダニエル・デイ=ルイスが起用されるというのがもっぱらの噂。 超シリアス演技派の彼がミュージカル出演って、ちょっと違うのでは!?──というのが巷の反応のようだか、実は彼はニコール・キッドマンとの共演で、フェリーニの『8 1/2』からヒントを得たというミュージカル『ナイン』の映画化にも彼の名前が挙っている。アカデミー賞を手にした後も俳優としてチャレンジを続けるという役者魂のあらわれなのだろうか?