『十二人の死にたい子どもたち』興収20億円突破も視野に入る上々の滑り出し

#十二人の死にたい子どもたち

『十二人の死にたい子どもたち』ポスタービジュアル
(C) 2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
『十二人の死にたい子どもたち』ポスタービジュアル
(C) 2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

1月25日に封切りとなった『十二人の死にたい子どもたち』が、最初の週末3日間(1月25日〜27日)で興行収入3億3921万8900円、観客動員26万3398人を記録。この数字は、最終興収19.4億円の『スマホを落としただけなのに』初日3日間(3億148万6500円)対比が112%という数字で、興収20億円突破も視野に入る上々の滑り出しとなっている。

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本作は、人気作家・冲方丁が初めて現代を舞台に綴ったミステリー小説を、新田真剣佑、杉咲花、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈ら人気若手俳優出演で映画化。安楽死を求めて廃病院の密室に集まってきた12人の少年少女たちが、なぜ死にたいと思うように至ったかなどが描かれていく群像劇だ。

客層のメインは10代の中高生から20代前半の大学生。特に中高生は3〜4人以上での来場やカップルでの来場が目立つという。新宿ピカデリーの山中支配人はこれに対し「高校生を中心に、中学生から20代が2名以上のグループ鑑賞がメイン層。満席になる回も続出し、久しぶりに邦画で若年層が牽引するイベントムービーへとなっている。内容もゲーム性の高いハラハラドキドキの謎ときから、予想外の結末に意外の感動があるので、今後は若年層から30代以上の世代が動き始めるのも期待できるのでは」とコメントしている。

【『十二人の死にたい子どもたち』初日から3日間の興行成績】
■1月25日(金)観客動員5万6762人/興行収入7167万1500円
■1月26日(土)観客動員9万3441人/興行収入1億2285万8000円
■1月27日(日)観客動員11万3195人/興行収入1億4468万9,400円
■3日間累計:観客動員26万3398人/興行収入3億3921万8900円