ベッソン監督が、北野武を「監督としても俳優としても優れた人」と絶賛

プラダのドレスで登場したルイーズ・ブルゴワン(左)とリュック・ベッソン監督
プラダのドレスで登場したルイーズ・ブルゴワン(左)とリュック・ベッソン監督

20世紀初頭のパリを舞台に、勇敢かつキュートなヒロインが冒険を繰り広げるアドベンチャー大作『アデル/ファラオと復活の秘薬』。女性版『インディー・ジョーンズ』とも言えるこの作品のプロモーションのために来日中のリュック・ベッソン監督と主演のルイーズ・ブルゴワンが、6月8日にユナイテッド・シネマ豊洲で舞台挨拶を行った。

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『アデル』作品紹介

ベッソン監督は「今の世の中、不況の影響や心配事も多い。だからこそ、笑って楽しめる、軽やかな映画を作りたいと思いました」と製作意図を語り、「1912年のパリに、1時間半旅行していると思って、見終わった後、笑って劇場を出てもらえると嬉しいです」とコメント。ブルゴワンも「最も安い<フランス・東京>旅行を楽しんでください」と、旅行気分が満喫できる映画であることをアピールした。

ミス・天気予報として人気を博し本作で女優としての魅力も開花させたブルゴワンは、笑顔がキュートでフレンドリーな女性。初来日の感想については「渋谷にショッピングに行き、かわいいものをたくさん見ました」と満足げ。好きな日本語は「きれい」だそうで、「日本語、大好き! たくさん覚えたいけど、まだ日本に来て24時間なので」と申し訳なさそうに話していた。

またベッソンは、現在、パリでエキシビジョンが開催されている北野武について触れ、「北野武さんは、監督としても俳優としても優れた人だと思います」と高く評価。「彼のエキシビジョンがパリで行われ、我々が日本で『アデル』のプロモーションをしているのは、なんだかあべこべで面白いですね」と笑みを浮かべた。

『アデル/ファラオと復活の秘薬』は7月3日より丸の内ピカデリー1ほかにて全国公開される。

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