2018年もBL映像化作品に期待! 今や腐女子だけでなく腐男子も!?

#ボーイズラブ#興行トレンド

『花は咲くか』公式サイトより
『花は咲くか』公式サイトより

【興行トレンド】2018年のBL映画/前編
イケメンが揃うあの人気作が実写映画化

ここにきてグッと市民権を得るようになってきたBL(ボーイズラブ)作品。2018年もBL映像化作品が期待される。

BLというとイケメン同士が耽美にキラキラと夢のような甘酸っぱい恋を見せてくれる…なんてイメージかもしれない。けれど、今は需要も広がって多種多様。イケメンもいれば、ブサメンBLなんてものもあるし、クラスの隅っこに居そうな陰キャラが主人公というのも珍しくない。そんなBL作品を好んで読む女性を腐女子というのは知られているが、今や女性だけのものではなく、実際の恋愛指向に関わらずBLを好んで読む腐男子も増えてきている。

人気コミックの映像化相次ぐ/2017年のBL映画を振り返る

これだけ人気が高まってくると映像化されることも多くなってきた。今年、すでに映像化が決定しているのは日高ショーコ原作の人気作「花は咲くか」で、2月24日公開予定だ。

BLのなかで大きなカテゴリーのひとつとなっているのにオヤジBLがある。オヤジといっても綺麗なオジサマもいるし、普通のくたびれたサラリーマンもいるし、マニア受けなヒゲオヤジもいる。

「花は咲くか」の主人公は、普通というかやり手なんだろうけどちょっとくたびれたサラリーマンで、相手は年の離れた大学生の男の子。オヤジと言っても原作の絵はキレイでイケてるし、大学生は美青年だし、この2人が出会って惹かれ合っていく様子は、純粋な恋愛のもどかしさや焦ったさいっぱいに描かれている。

また、古く趣ある下宿が舞台になっており、主人公たち以外もイケメンが登場する。草木の多い自然豊かな庭と雰囲気のいい家屋、そしてイケメンたち、どんな映像に仕上がっているか楽しみだ。(後編へ続く…)。

後編「ゲイアートの巨匠・田亀源五郎原作の人気コミックも! 今年もBL作品映像化に期待」