「泣いた赤鬼」をアニメ映画化した『friends もののけ島のナキ』が韓国で公開

『friends もののけ島のナキ』韓国版ポスター
『friends もののけ島のナキ』韓国版ポスター
『friends もののけ島のナキ』韓国版ポスター
『friends もののけ島のナキ』の韓国初日に駆けつけた親子

赤鬼と青鬼の友情を描いた傑作童話「泣いた赤鬼」を、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの山崎貴監督が3DCGでアニメ映画化した『friends もののけ島のナキ』。日本では12月17日に封切られたこの作品が、12月29日に韓国でも公開となった。

『friends もののけ島のナキ』作品紹介

同作の魅力について、現地映画輸入会社・スマイルエンターテインメントは「本作のナキ(赤オニ)やコタケ(青おに)といったキャラクターの愛らしい表情と話し方が韓国文化に非常にマッチしていると考えています。『シュレック』や『カンフー・パンダ』などのハリウッドからやってきたキャラクターに匹敵するキャラクター力を持っており、韓国の多くの観客に受け入れられるものと考えています」とコメント。

内容についても「『泣いた赤鬼』という韓国人の子どもたちにも受け入れられやすい童話を原作としており、ストーリーが非常にシンプルで全ての子どもたちにとって理解しやすいことが韓国で受け入れられる大きな要素であると考えています」と話している。

また、韓国で公開されたアニメ映画のトップ3が『トイ・ストーリー3』『カールじいさんの空飛ぶ家』『ヒックとドラゴン』であることを明かすと、「『friends もののけ島のナキ』がアジア発の3DCGアニメ映画として未来の3Dアニメーション界を牽引するような作品となることに期待しています」と語った。

なお、配給元の東宝によれば、同作はすでに台湾、タイ、インドネシアでの公開が決定しているほか、欧米での公開に向けても現在調整中だ。日本では鑑賞満足度が98%という高い数字になっており、公開2週目(12月25日現在)でも観客動員数が前週対比90.7%と落ち込んでおらず、この冬休みに家族で楽しめる映画として人気を博している。

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