『おくりびと』に続け!是枝監督作品がトロント映画祭に正式出品

ペ・ドゥナ主演の「空気人形」
ペ・ドゥナ主演の「空気人形」
ペ・ドゥナ主演の「空気人形」
是枝裕和監督

是枝裕和監督の『空気人形』が、9月10日から開催されるトロント国際映画祭マスターズ部門に正式出品されることが決定した。同映画祭は、アカデミー賞前哨戦のスタートラインとも言われる重要な映画祭。本年度オスカー最多8部門を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』も昨年プレミア上映され、最高賞となる観客賞を受賞している。また、マスターズ部門は、過去に高い評価を受けている監督の作品のみが選出される名誉ある部門。

映画は、韓国の人気女優ペ・ドゥナが演じる“人形”が心を持ち恋をする姿を描いた切なく美しい作品で、5月にはカンヌ国際映画祭ある視点部門にも正式出品された。カンヌで作品を見たフランスのトップ女優ジュリエット・ビノシュは、「今日的な映画。とても難しいテーマを扱いながら、奥深く刺激的でもある上に、私たちの精神や心に働きかけようと果敢に挑んでいる、繊細で人間愛に満ちあふれた芸術作品です」と感想を述べ、「私にとって是枝監督は、世界の最も素晴らしい10人のうちの1人です」と、その才能を讃えた。

今回の出品決定について是枝監督は、「5月のカンヌでのワールド・プレミアに続き、北米でのプレミアを、トロントという素晴らしい国際映画祭で迎えられることを大変光栄に思います」とコメント。「マスターズという世界中の巨匠たちが集う部門への出品には、まだまだ時期尚早と感じつつも、市民に支えられた映画祭で『空気人形』がどのように受け入れられるのか、今から心地よい緊張感を感じています」と喜びを語った。

『空気人形』は、今秋、渋谷シネマライズほかにて全国公開される。

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