『007』『キングスマン』…2021年話題必至の洋画5選!

#映画#007#キングスマン#ナイル殺人事件#ノマドランド#ブラック・ウィドウ

bw
(C) Marvel Studios 2020

昨年は世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大し、その影響でハリウッドの大作は『TENETテネット』『ワンダーウーマン1984』などごく一部の例外を除いて公開が延期になった。

2021年は、昨年のコロナ禍で公開が見送られた話題作が次々公開される。その中でも特に期待がかかる作品を紹介する。

「人間って単純じゃない」努力の人、三浦春馬の役者魂に触れ思うこと

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年公開)

昨年、最初にコロナ禍の影響を受けた大作が、4月に全米で当初よりほぼ1年遅れで公開予定の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』だ。

ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品となる同作は、悪役を『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレクが演じる。00エージェントを退き、静かな生活を送っていたボンドが旧友に請われて再び危険に身を投じる。

監督に日系アメリカ人のキャリー・ジョージ・フクナガ、フクナガも名を連ねる共同脚本に人気シリーズ「FLEABAGフリーバッグ」の原案・脚本・主演のフィービー・ウォーラー=ブリッジ、さらにボンドの後任”00”(ダブルオー)役にアフリカ系の女優ラシャーナ・リンチが起用され、この数年来ハリウッドに広がりつつある多様性と包摂性が実現されているのがよくわかる。

古き良きスタイルを踏襲しつつ、2020年代の新しい007の世界を期待できそうだ。

『キングスマン:ファースト・エージェント』(312日公開)

同じく英国のスパイ組織がテーマの『キングスマン』シリーズ第3作も、本来は20年9月の公開予定だった作品。今回はコリン・ファースとタロン・エジャートンのコンビが活躍する前2作の前日談、彼らが所属する最強スパイ組織キングスマンの誕生秘話を描くもので、レイフ・ファインズが主演。

007ノー・タイム・トゥ・ダイ』でMを演じるファインズが、主人公のオックスフォード公爵を演じる。

第一次世界大戦直前の1914年、大戦を密かに操る謎の一味と戦う公爵と息子の物語で、息子コンラッドを演じるのは『マレフィセント2』でフィリップ王子を演じたハリス・ディキンソン。ロシアのラスプーチン(リス・エヴァンス)、のちに預言者を騙ってヒトラーに協力したドイツの奇術師ハヌッセン(ダニエル・ブリュール)も絡む壮大なスケールの第3作も、前2作と同じくマシュー・ヴォーンが監督。ジェマ・アタートン、マシュー・グッド、トム・ホランダー、ジャイモン・フンスー、スタンリー・トゥッチなど実力派の多彩なキャストの活躍も楽しみだ。

[ムビコレおすすめ動画配信サービス5選]ドラマ、映画はネットで見る時代。まずは無料でお試し!

『ブラック・ウィドウ』(429日公開)

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズ第24作は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の直後を舞台に、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフがなぜアベンジャーズになったかを描いていく。

ブラック・ウィドウは複数存在するキャラクターであり、本作ではこれまでスカーレット・ヨハンソンが演じてきたナターシャが主人公。彼女のほかに登場する2人のブラック・ウィドウ(ナターシャの妹のような存在のエレナ、2人の母親的立場だったメリーナ)をフローレンス・ピューとレイチェル・ワイズが演じる。彼女たちを超一流の暗殺者に育てた組織「レッドルーム」との攻防を描く本作はMCUでは『キャプテン・マーベル』に続く2人目の女性監督、ケイト・ショートランドが手がける。

『ナイル殺人事件』(2021年劇場公開予定)

『オリエント急行殺人事件』に続き、ケネス・ブラナーが監督と名探偵エルキュール・ポワロ役を兼任するシリーズ第2作。アガサ・クリスティ原作の「ナイルに死す」の映画化で、1930年代、エジプトのナイル川をクルーズする豪華客船内で殺人事件が起きる。被害者は新婚旅行中だった大富豪の娘リネット。容疑者は結婚を祝うために集まった乗客たち。乗り合わせた名探偵ポワロが灰色の脳細胞を働かせて事件の真相に迫っていく。

悲劇に見舞われる新婚夫婦をガル・ガドットとアーミー・ハマーが演じ、リネットの親友ジャクリーンをNetflixオリジナル「セックス・エデュケーション」でブレイクしたエマ・マッキーが演じる。他に『ブラックパンサー』でシュリを演じたレティーシャ・ライト、アネット・ベニングなどが出演。

『ノマドランド』(326日公開)

昨年9月開催のヴェネチア国際映画祭とトロント映画祭でそれぞれ最高賞を受賞し、今年のアカデミー賞有力候補と見なされている『ノマドランド』。

『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンドが製作も手がけ、金融危機で仕事も住処も失い、キャンピングカーでノマド(流浪者)生活を送ることになった60代の主人公を演じる。コロナ禍で世界中が困難に直面する今、より切実に迫ってくるテーマだ。

監督は前作『ザ・ライダー』で過酷な試練を乗り越えた青年の実話を本人主演で映画化したクロエ・ジャオ。今回もマクドーマンドとデヴィッド・ストラザーンを除いてキャストはプロの俳優ではなく、実際に車上で生活する高齢労働者たちが出演している。

INTERVIEW