セカオワFukaseが菅田将暉主演作で俳優デビュー！ “漫画模倣殺人者”に

#Fukase #SEKAI NO OWARI #キャラクター #映画 #菅田将暉 2020.12.08

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ロックバンド「SEKAI NO OWARI」のボーカル・Fukaseが、菅田将暉単独主演の映画『キャラクター』（2021年6月全国公開）で俳優デビューを飾ることが明らかになった。Fukaseと菅田のツーショットビジュアルが公開されている。

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本作は、「20世紀少年」「MASTERキートン」をはじめ、浦沢直樹作品を数多く手がけてきたストーリー共同制作者・長崎尚志、『告白』（10年）や『君の名は。』（16年）など実写からアニメーションまで大ヒット映画を企画してきた・川村元気、『信長協奏曲』（16年）や『約束のネバーランド』（12月18日公開）など話題作を生み続けるプロデューサー・村瀬健の3人が10年をかけて練り上げたオリジナル脚本によるダークエンターテインメント。

物語は、もしも売れない漫画家が殺人犯の顔を見てしまい、その殺人犯をキャラクターに漫画を描いて売れてしまったらどうなるか、というアイデアを軸に展開。才能のない漫画アシスタントの山城圭吾（菅田）は、スケッチに向かった先で、一家4人の殺人現場に遭遇し、犯人を目撃してしまう。事件の第一発見者となった山城は、警察の取り調べに対して「犯人の顔は見ていない」と嘘をつく。それなのに、自分だけが知っている犯人をキャラクターにサスペンス漫画「34（さんじゅうし）」を描き始める。結果、山城に欠けていた本物の「悪」を描いた漫画は異例の大ヒット。山城は売れっ子漫画家の道を歩む。そうした中、漫画「34」で描かれた物語を模した事件が次々と発生。山城の前に、再びあの男が姿を現す。「先生が描いたものも、リアルに再現しておきましたから」。交わってしまった2人。山城を待ち受ける結末とは…？、というストーリーが展開される。

主演を務める菅田は、本作出演に際して永井監督とのタッグに心躍る一方で、「悩みながらの現場だった」と振り返る。「オリジナル脚本で『キャラクター』という題材。キャラクターとは“個性”でありその人の“生き様”。今とても重要なテーマだと思い向き合った」と本作撮影に臨んだ気持ちを明かした。

一方、本作が俳優としての初芝居となるFukaseも「オファーを頂いた時は正直とても悩みました」と出演に向けての思いを吐露。狂気に満ちた殺人鬼という難役に1年間以上の長い時間をかけて準備して挑戦した。

俳優としてはもちろん、自ら作詞作曲も手がけ、音楽アーティストとしても活躍する菅田は、本作で俳優デビューを飾るFukaseとの共演について、佇まいが俳優部すぎて驚いたと言う。「物作りと向き合うFukaseさんはとてもかっこよく、少し儚げで美しかった」と話しており、映画と音楽の分野で第一線を走る2人の夢の競演は本作の最大の魅力。解禁された代表カットも、Fukaseが端正な横顔で菅田を見つめる姿が印象的だ。

続報も気になる本作。2021年6月より全国公開される。