ウクライナで21日(現地時間)、バスジャック事件が発生し、乗客など13人を人質に立てこもった犯人が、大統領にSNSで反体制的なメッセージを流すように要求した。
武装した犯人の男の要求の1つは、ホアキン・フェニックスがナレーションを務めた動物の権利についてのドキュメンタリー映画『アースリングス』(05)を推薦すること。ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は直接犯人と電話で接触した上で要求に応じ、Facebookに「2005年の映画『アースリンク』。みんなこれを見るべきです」と語る動画をアップした。
大統領の動画は犯人投降後にすぐ削除され、代わりに警察や事件解決に尽力した人々への感謝の言葉がアップされている。そこで大統領は「人間の生命は何よりも大切なものです。私たちは誰1人失っていません」と死者ゼロで解決したことを報告している。
ウクライナのアルセン・アバコフ内務大臣は「映画は……良い作品でした。しかし、何もあんなはちゃめちゃになって国全体を恐怖に晒さなくても……。そんなことをしなくても映画は見られますよ」とコメントしている。
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