シンディ・クロフォードの息子・プレスリー・ガーバー死去、27歳 メンタルヘルスの問題を発信

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プレスリー・ガーバーのInstagramより(@presleygerber)
プレスリー・ガーバーのInstagramより(@presleygerber)

「ネポベイビー」の象徴として注目されたモデル一家の息子

20日(現地時間)、1990年代を代表するスーパーモデルのシンディ・クロフォードの息子でモデルのプレスリー・ウォーカー・ガーバーがロサンゼルスのリハビリ施設で、亡くなった。享年27。サンタモニカ警察は薬物の過剰摂取の疑いとして捜査を進めている。

・スーパーモデル2世のカイア・ガーバー、『エルヴィス』主演俳優と熱愛中

家族(母のシンディ・クロフォード、父のランディ・ガーバー、妹のカイア・ガーバー)は代理人を介して「この非常につらく苦しい時期に、プライバシーを尊重していただきたく思います」と声明を発表している。

プレスリーは、1999年にクロフォードと夫で実業家(カサミゴス・テキーラの共同創業者として知られる)ガーバーとの間に誕生した。モデルとして活躍中の妹カイアとともに、いわゆる「ネポベイビー」(親の七光で同じ業界で活躍する子ども)の象徴的な存在として、早くから注目を集めた。

幼い頃から両親とイベントに参加し、母親譲りの端正な容姿と恵まれた家庭環境は、傍目には何不自由ない完璧なものに見えたかもしれない。15歳でIMG Modelsと契約し、16歳でファッション・ショーのランウェイ・デビューを飾り、ドルチェ&ガッバーナはバーバリーなど一流ブランドのショーに出演、カルヴァン クラインなどのキャンペーンに起用され、2018年には母親とともにスーパーボウルで放映されたペプシの広告に出演し、家族でオメガのブランドアンバサダーを務めた時期もある。

しかし、こうした華やか活躍には常に「親のおかげ」という世間からの冷ややかな反応もついてまわり、彼は次第にうつや不安に苦しむようになった。19歳だった2018年から2019年にかけて、飲酒運転で逮捕され、2020年には右頬に「誤解されている(MISUNDERSTOOD)」という文字をタトゥーで入れるなど、明らかに苦悩が深まっていた様子が報じられている。

やがてプレスリーは自身が抱えていたうつや不安、依存の問題を隠すのではなく、積極的に発信する道を選んだ。2023年のポッドキャスト「Studio 22」では「メンタルヘルスやうつ、それに伴うさまざまな問題に苦しんできました。たとえ1人でも、あるいは100人でも、自分がかつて陥っていた状況から抜け出す手助けができるのなら、それだけで十分だと思っています」「僕が本当にやりたいことは人々を助けることです」と語っていた。

彼は「メンタルヘルスは24時間365日対応しなければならない仕事」と表現し、インスタグラムで「Mental Health Mondays(メンタルヘルス・マンデーズ)」というシリーズを始めた。自身の経験を赤裸々に語り、「多くの人が隠していることについて、本当の会話を始めたい」と願っていた。2025年11月の投稿では、「少しの間、自分のメンタルヘルスをケアするために距離を置かなければなりませんでした。でも、僕はまた戻ってきます。これまでよりも強く、より明確に、より意図的になって」と前向きに宣言していた。

その後も、パニック発作への対応や、複数の精神科医の意見が一致しないことへの不安を率直に明かし、「正直であることが最善の方針だと思います。これを話すことで、同じような状況の人が『自分だけじゃない』と感じてくれるといい」と語っている。2026年3月には、メキシコでの治療に臨む直前の様子を投稿し、「恐れを感じていました。でも、逃げていたものと向き合い、自分自身に戻り始めました」とコメント。前進するだけではなかった困難な道のりもそのまま公表し、家族もその勇気を応援するコメントを残している。

妹のカイアは、2026年8月の『Vogue』インタビューで、兄のオープンさを誇りに思い、反対に家族のプライバシーを重視してきた両親にとって、プレスリーの姿勢が「教師」のように映ったと語っていただけに、ご家族の悲しみは察するにあまりある。

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