近未来、AIは心を持ち犯罪を犯すようになっていた…/映画『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』が描く平成39年という近未来

#AI#SF#法廷

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『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』ポスター
©2025 INTERFACE
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『ペルソナ』写真
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『ペルソナ』写真
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『faith』写真
©2025 INTERFACE

心を持ったAIが犯罪を犯す近未来

人間とAIがタッグを組んで事件に挑むSF法廷エンターテインメント映画『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』が2025年1月10日より3部作連続で公開されることとなり、その予告編が解禁となった。

映画『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』予告編

本作は、AI裁判を題材にした前作『センターライン』(2019年)で、国内映画祭9冠をはじめ、サンフランシスコインディペンデント映画祭・審査員賞、ロンドン国際フィルムメイカー映画祭・最優秀編集賞、並びに芸術文化選奨新人賞を受賞し、自身も現役AIエンジニアとして活動している下向拓生監督の最新作。

『センターライン』のサイエンス/エモーションを受け継ぎながらも、全く新しい検事ドラマエンターテイメントへと進化した作品で、個性豊かな近未来のミステリーが展開する3部作となっている。

主演は『センターライン』でも主人公:米子天々音(よなご・あまね)役を演じた吉見茉莉奈。本作でも引き続き同役を演じる。また本作での相棒は、彼女が身につけるスマート検察官バッジのAI「テン」。人間とAIがタッグを組んで事件に挑む物語が展開されていく。

AIによる犯罪と対峙する新任検事の物語

『INTER::FACE 知能機械犯罪公訴部』
個人の趣味嗜好を学習した分身AI(デジタルツイン)が普及した平成39年。AIを被告人として起訴可能とする法律が施行され、知能機械犯罪公訴部に配属された新任検事・米子天々音。米子の相棒となる、喋る検察官バッジ「テン」、少々ドジな庶務「阿倍野」と出会い、ともにAI犯罪事件の捜査を開始する…。

[01]『ペルソナ』公開日:2025年1月10(金)
スマホアプリ上で自分に似合う服を試せる着せ替えアプリ。米子検事最初のAI事件の被疑者は、自死した女性の容姿を模したマネキンAI。そのAIは取り調べで「私は殺されたんです」と供述する。自死の原因となった有害ガスを準備したのは、女性本人か、それともマネキンAIか? 人とAIのアイデンティティの境界線を探りながら捜査を続ける米子。AIに心はあるのか…。そこまで迫る未来が描かれる。

[02]『名前のない詩 』公開日:2025年1月24日(金)
人気インディーズバンド「yusqua」のボーカルが通り魔事件に巻き込まれた。彼のスマホにインストールされた歌詞生成AIが、事件の一部始終を目撃していた。しかし曲を聞かせて歌詞を生成することでしか、その証言を聞き出すことができない。気持ちがバラバラになってしまったバンドメンバーは、曲づくりを通じて、米子と共に事件の手がかりを追う。「この胸に突き立てた君」とは誰なのか? 彼が狙われた理由とは? 歌詞の謎を紐解く中で見えてきた、人の業と絆。清々しい音楽と、ミステリーが交錯する新感覚音楽サスペンス。

[03]『faith』公開日:2025年2月7日(金)
島崎前市長(津田寛治)に医療機器入札を巡る贈収賄疑惑が浮上。電子通貨「ラウンドコイン」での1500万円の送金が確認される。米子は特捜部の三国と共に捜査を始めるが、送金者サカナシモリトが自宅で死亡していることが発覚。古びた彼のアパートで米子は「ジンコウチノウ」と名乗るAIと出会う。サカナシモリトはどうして死亡したのか? どうやって1500万円を用意したのか? 「ジンコウチノウ」は何を知っているのか? AIは頼れる相棒か? 排除すべき敵か? 正義のために信じるべきものとは?