ド・ギョンス主演! 婚期を逃した娘と生活力ゼロ王子のロマンス韓流時代劇

#ドラマ

DVD−BOX1&2  各19,000円+税
レンタルは全8巻
発行:NHKエンタープライズ
販売元:エイベックス・ピクチャーズ
(c)STUDIO DRAGON CORPORATION
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レンタルは全8巻
発行:NHKエンタープライズ
販売元:エイベックス・ピクチャーズ
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『100日の郎君様』 

●記憶喪失に陥った孤独な王子がダメ夫に!?

俳優ド・ギョンスとしても大活躍中のEXO-D.O.が初の時代劇に挑んだラブロマンス。刺客、陰謀、後継者争いなど緊張感あふれる展開から一転して、村娘と結婚し庶民として生きることになった王子の新婚生活をコミカルかつキュートに描いていく。

ド・ギョンス(EXO-D.O.)の凛々しくも初々しい魅力を堪能! 『100日の郎君様』その他の写真はこちら

わんぱくな王族の少年イ・ユルは、名家の娘ユン・イソといつも一緒に遊んでいた。お転婆だが賢い彼女に惹かれていくユル。ある夜、父から絶対に外に出るなと命じられるものの、イソとの約束を破れず、会いに行ってしまう。すると、父の腹心の部下、キム・チャオン(チョ・ソンハ)一味により、イソの父親が殺されるのを目撃してしまう。一緒に目撃していたイソも一味に狙われ、兄と一緒に逃走。次の日、大好きな母も亡くなったと知らされ、ショックを受けるユル。それはユルの父(チョ・ハンチョル)を国王にするため、企てられた陰謀だった――。

16年後、世子となったユル(ド・ギョンス〔EXO-D.O.〕)は、誰にも心を開かず孤独を抱えて暮らしていた。日照りが続き、農作物が不作の原因が、世子が子どもを作らないからではないかと責められるユル。ユルはチャオンの娘、キム・ソへ(ハン・ソヒ)と無理やり結婚させられたものの、ほとんど会わず指一本触れることもなかった。自分だけ責められるのは不公平だ、とばかりに村人にも婚姻令を発令。そんな折、度々飲まされる薬が体調不良の原因ではないかと睨んだユルは、調合した医女に「誰の差し金か?」と問い詰める。答えようとする医女の首にどこからか矢が射られ、ユルの目の前で絶命。その矢がチャオンの使っているものではないかと突き止めた頃、指一本触れていないソヘが妊娠しているのではないかと疑念を抱く。夫以外の男性との子どもを妊娠することは、妻が自害するか夫を行方不明にするしか道はない。父チャオンは娘ソヘを守るべく婿のユルを殺すよう刺客ムヨン(キム・ジェヨン)に依頼するのだった。

一方、ホンシム(ナム・ジヒョン)と名を変えて地方の村に住むイソは、生き別れた兄と会う約束をした場所に定期的に通うものの、会えずじまいでいた。そんな中、世子としてユルが出した婚姻令のお達しがイソの村にも届く。28歳独身のホンシムは期日までに結婚できなかったことで100叩きの刑に。その最中、刺客に狙われ昏睡状態だったユルが結婚相手として現れるのだった――。

●昔と今との感覚の違いにビックリ!

このドラマの見どころの一つは、昔ながらの概念の面白さ。1392年から1910年の朝鮮王朝時代において、早婚は慣習化していた。なかでも王子は跡継ぎになることが分かるとすぐに世子嬪選別が行われ、10歳前後で結婚することもあったという。つまり、ホンシムは28歳独身だからオールドミスの極み。村でも最年長の独身ということで、年配男性に「4人目の妻にならないか?」といやらしく言い寄られるなど、やるせないシーンも…。義父ヨン氏(チョン・ヘギョン)が心配するのも納得なのである。

●2人を取り巻く魅力的な面々にも注目!

そして、最大の見どころは、新婚夫婦を取り巻く魅力的な人たちだ。記憶喪失になったうえ、何もできない”庶民”となったユル改めウォンドク。薪も割れない、縄も編めないのに態度だけは大きく、ホンシムと喧嘩になる様子には思わず爆笑してしまう。記憶がないことをいいことにすべてにおいてすっとぼけるウォンドクを、ド・ギョンスが見事に表現している。

また、陰謀渦巻く王宮での緊張感に比例して、ホンシムが暮らす村人たちの大らかさ、温かさにはホッとさせられる。ウォンドクを可愛がる義父ヨン氏をはじめ、純粋な村人たちの”お節介“の数々にもホッコリ。次第に村人たちに馴染んでいくウォンドクの変化も見逃せないところだ。

そんな中、博学で頭脳明晰なチョン・ジェユン(キム・ソノ)がホンシムに一目惚れしてしまう。ジュヨンを演じるのは『トゥー・カップス〜ただいま恋が憑依中〜』などで人気急上昇中のキム・ソノ。ユルの恋敵であり、信頼できる臣下にもなっていくという重要な役どころだ。

●OST(オリジナル・サウンド・トラック)も名曲ぞろい!

ドラマ中に流れるEXOのCHENが歌う『桜恋歌』はせつなく心に響く。OSTの女王GUMMYの『消して』はもちろん、ジニョン(B1A4)の『この愛を』も男性から女性へのやるせない思いを歌いあげている。

また、歌のタイトルにあるようにあらゆる場面で桜の木が出てくる。幼少期、桜の花を見つめるイソの笑顔にうっとりし、「花吹雪と雪のどちらがいい?」と聞かれ「おまえだ」と答えるユル。大人になってからのユルが、桜の下でイソとすれ違うシーンも実に美しい。一方、王宮でのユルは笑うことを忘れ、周囲を寄せ付けないオーラが凄まじく、幼少期の傷の深さを感じさせる。そんな孤独な王子が活発な姉さん女房、ピュアな村人たちによってどのように変わっていくのか。しっかりと見守っていきたいものだ。(文:渡邉啓子/ライター)

『100日の郎君様』 
NHK総合:毎週日曜日 午後11:00〜12:00 放送中