アンナ・カリーナ死去。ゴダール元妻で伝説的女優の死に、文化大臣も嘆きのツイート

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ジャン・リュック=ゴダールの『女は女である』や『気狂いピエロ』などでヒロインを演じたアンナ・カリーナが14日(現地時間)、パリで亡くなった。享年79。

アンナのエージェントが「昨日、パリの病院にてがんの影響によりアンナが亡くなりました」と公表したという。フランスのフランク・リステール文化大臣も「今日、フレンチシネマは身寄りをなくしました。伝説ともいうべき1人を失ったのです」と嘆きのツイートを発信した。

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デンマーク出身のアンナは、ティーンエイジャーのときに、女優を目指すためにヒッチハイクをしてパリへとやってきた。ゴダール監督にシャンゼリゼ通りで見いだされる前はモデルとして活躍。ゴダール監督は、初長編作『勝手にしやがれ』への出演をオファーしたが、ヌードシーンがあったため、アンナは拒否したとのこと。ゴダール監督が次に撮影した『小さな兵隊』で女優デビューを果たし、その次に出演した『女は女である』で、ベルリン国際映画祭において女優賞を獲得した。このとき、すでにゴダール監督とアンナは恋仲であり、結婚。しかし、2人の結婚生活は長くは続かず、わずか4年で離婚。

ゴダール監督との結婚生活には2018年3月に受けたインタビューで触れており、「お互い愛し合っていたけど、彼と暮らすのはとても複雑なことだった。『ちょっと煙草を吸ってくる』と言って、3週間も戻らないような人だから」と語っていた。

アンナは2008年の『Victoria』(原題)を最後に、女優活動から遠ざかっていた。昨年、アンナの女優人生をたどったドキュメンタリー作品『アンナ・カリーナ、君はおぼえているかい』が日本で上映された。