中国発世界的ベストセラーが原作の『三体』がNetflixグローバルで第2位!

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『三体』
今週のNetflix TOP10 グローバル(TV/英語)第2位『三体』
『三体』
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『ゲーム・オブ・スローンズ』のスタッフが放つSF超大作

【Netflix TOP10】Netflixがオリジナル作品やライセンス作品を対象に、視聴時間で人気作品をランキングする「Netflix TOP10」。今回「ムビコレ」がピックアップするのは、Netflixシリーズ『三体』(英題:3 Body Problem)。中国発の人気小説を原作とするSF超大作だ。舞台裏を紹介するキャストのインタビュー映像もあわせて配信中。

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『ゲーム・オブ・スローンズ』のショーランナーであるデイヴィッド・ベニオフとD・B・ワイス、そして『トゥルーブラッド』の脚本を手がけたアレクサンダー・ウーが制作を指揮する本シリーズ。イギリス・オックスフォードを舞台に、1960年代の中国・文化大革命で物理学者の父を撲殺された女性科学者のある行為が、時空を超えて人類の脅威となる世界を描く。

原作は日本でもブームに!

本シリーズの原作は、SF界のノーベル賞といわれる「ヒューゴー賞」の長編部門でアジア圏初の受賞作品となった「三体」(劉慈欣著)。中国のSF雑誌「科幻世界」で連載された人気SF小説三部作で、日本でもブームを巻き起こした世界的ベストセラーだ。

タイトルの「三体」とは、「万有引力の法則」を発見したニュートン以来、科学者たちに研究され続けてきた「三体問題」のこと。「3つの天体の重力が相互に影響を与えあった場合に起きる天体の不規則運動」問題をテーマに、ナノテクノロジーや物理学、超常現象、宗教、バーチャルゲームまで盛り込まれている。そのふり幅の広い壮大な世界観や、針穴に糸を通すような正確さで突き進む宇宙空間のロケット&仮想空間などの美しいビジュアルは必見だ。

また原作からの大胆な翻案によって、物語は「オックスフォードの5人」を中心に展開していく。多国籍な人々が織りなす人間ドラマに感情移入しつつ、彼らが不可解な現象へどう立ち向かっていくのか注目してほしい。

Netflixシリーズ『三体』独占配信中
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グローバルで第2位、日本で第5位、世界93ヵ国でもTOP10入り!

3月21日(木)から配信が開始された『三体』は、配信初週の集計(3月18日~3月24日)でグローバル(TV/英語)第2位に。日本(TV)でも第5位にランクインしているほか、世界93ヵ国でもTOP10入りするなど好調なスタートとなった。(文:足立美由紀/ライター)

【NetflixグローバルTop10(TV/英語)/3月18日~3月24日】
1位『ジェントルメン』
2位『三体』
3位『殺人事件ファイル ニューヨーク』
4位『アバター 伝説の少年アン』
5位『Hot Wheels レールでGo!』
6位『Monk』
7位『ターニング・ポイント 核兵器と冷戦』
8位『ザ・プログラム:詐欺とカルトと強制収容』
9位『偽りの銃弾』
10位『ONE DAY/ワン・デイ』

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