山崎まさよし×横山秀夫の重厚ミステリー『影踏み』特報解禁

#山崎まさよし

(C)2019 「影踏み」製作委員会
(C)2019 「影踏み」製作委員会

山崎まさよしが主演をつとめる映画『影踏み』の特報とティザーポスタービジュアルが解禁された。

[動画]山崎まさよし×篠原哲雄監督が22年ぶり再タッグ!/映画『影踏み』特報

本作は、「64ロクヨン」「クライマーズ・ハイ」などで知られる作家・横山秀夫の同名小説の映画化。警察小説の騎手・横山が犯罪者側を主人公にした異色の物語だ。単なる空き巣とは異なり、深夜に寝静まった民家に侵入し盗みを働く泥棒、通称ノビ師の真壁修一(山崎)。ある日の深夜、県議会職員宅に忍び込み、偶然放火殺人未遂を目撃したことがきっかけで、真壁の過去が呼び覚まされ、彼を取り巻く運命が変わっていく。

2016年に行われた「伊参スタジオ映画祭」にゲストとして参加した山崎、横山、篠原哲雄監督が出会ったことがきっかけで、映像化に至った同作。もともと互いのファンだった山崎と横山が意気投合し、その約1年後には映像化困難とされていた小説「影踏み」の映画化が発表された。山崎は2005年の『8月のクリスマス』以来、14年ぶりに長編映画の主演をつとめ、篠原監督とは1996年の『月とキャベツ』以来、22年ぶりのタッグ結成となった。

特報は、室内で火をつける女性を制する真壁の姿から始まる。「生きたまま焼かれるのがどういうことかわかるか」と女性を追い込む真壁。役名は明かされていないが、尾野真千子が「まだ自分を許せない?」、北村匠海が「自分が救われたいだけだろ?」と次々と発している、心に突き刺さるような言葉たちは本作が描く重厚な人間ドラマを予感させる。さらにラストには「俺がお前を殺したんだ」という真壁の衝撃的な発言も。一面に焼き尽くされた炎の映像との因果関係は何なのか、続報を待ちたい。

『影踏み』は11月に全国公開となる。

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