西島秀俊×西田敏行W主演!義理人情のヤクザと今ドキ高校生描く「任侠学園」映画化

#西島秀俊

(C) 今野敏 /(C) 2019 映画「任侠学園」製作委員会
(C) 今野敏 /(C) 2019 映画「任侠学園」製作委員会
(C) 今野敏 /(C) 2019 映画「任侠学園」製作委員会
(C) 今野敏 /(C) 2019 映画「任侠学園」製作委員会

西島秀俊と西田敏行のW主演で、義理人情で生きるヤクザと今ドキ高校生の噛み合わなさ全開の、思いっきり笑えて感動する痛快“世直し”エンターテインメント小説「任侠学園」が映画化されることがわかった。

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原作は、昔気質のヤクザ者が、世のため人のため、義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、病院などの経営再建を試みる今野敏による人気小説「任侠」シリーズ(中公文庫)の中でも、特に根強く愛され続ける「任侠学園」。

舞台は経営がうまくいかなくなった仁徳京和学園高校。この学校を建て直すため、新しい理事が就任する。現れたのはなんと、曲がったことが大嫌いな昔気質のヤクザ「阿岐本組(あきもとぐみ)」。見た目は怖く荒々しかったが、義理人情の正義を貫いていく彼らの情熱に、次第に空気が変わっていく。しかし、金儲けのため、学校乗っ取りを図る大人たちによってワナが仕掛けられる。

西島が演じるのは、「親分の言うことは絶対!」で、真面目過ぎるがゆえに時に空回ってしまうお茶目な側面を持つ、昭和過ぎる阿岐本組ナンバー2の日村役。西田が、そんな日村やその弟分たちを振り回しながらも、ストレートな言葉で多くの人の心を揺さぶる阿岐本組組長に扮する。メガホンを、『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズや『民王』など数多くの人気ドラマや『劇場版 ATARU』などを手がける木村ひさし監督がとる。

本作について西島は「これまでのキャリアの中で大きな意味を持つ作品の1つになると確信しています。日村という役は今まで演じたことのない、全く新しいキャラクターです。何が正しく何が間違っているのか、誰もが迷うこんな時代だからこそ、“昔気質”の真っ直ぐ過ぎる日村のような男が新たな道を切り開いてくれるのではないでしょうか。念願の親分役、西田敏行さんの怒涛のアドリブに日々応え続けた素晴らしい共演者のみなさんのキレッキレの名演。平成から新しい時代へ変わる節目の年、笑って泣ける世直しエンターテインメントをぜひ劇場でお楽しみください」とコメント。

西田は「この映画は今の時代にとって、とても画期的な作品になりそうでワクワクしています。本作で生きるヤクザたちが示す、『お互いを愛し合い、見つめ合い、そして理解し合う』というある種の1本筋を通すという“任侠道”は、万国共通の人々が幸せになるための1本の道だと思います。この映画が、今悩んだり、くすぶっているみなさんを勇気づけるエネルギーとなるような作品になれば嬉しいです」と述べている。

『任侠学園』は今秋より全国公開となる。