緒形直人、瑛太を「若かりし日の高倉健さんのよう」と絶賛!

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瑛太
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緒形直人
緒形直人と瑛太
左から緒形直人、瑛太、山下智彦監督

瑛太主演のサスペンス時代劇『闇の歯車』初日舞台挨拶が1月19日に丸の内TOEIで行われ、瑛太をはじめ、緒形直人、山下智彦監督が登壇した。

『闇の歯車』初日舞台挨拶、その他の写真

本作は、時代劇専門チャンネル開局20周年記念作品で、藤沢周平作品には珍しい、犯罪という人間のダークサイドに切り込んだ同名サスペンス時代小説が原作。とある謎めいた男の呼びかけで集まった4人の男。現金強奪という犯罪に、一獲千金の夢を見た彼らの運命が描かれていく。

昨年、放送されたNHK大河ドラマ『西郷どん』で大久保利通役を演じた瑛太は、「大河で1年以上出演した後の時代劇だったのですが、また時代劇に挑むモチベーションが保てるか、正直自問自答しました。しかし、山下監督と初めてお会いした時、監督の持つ勢いと作品への愛情を強く感じ、大事にこの役を演じようと心に決めました」とコメント。

また、橋爪功と本作で初共演したことについては、「たくさん勉強させていただきましたし、すごくリラックスして撮影に臨むことができました。お金をかけた派手なアクションやコメディの時代劇が増えている中、こうしたサスペンスやアウトローを描いた本格的な時代劇は少なくなっているように思います。日本人として、誇りを持って時代劇を演じられる俳優として、技術も心も磨いていきたいです」と述べた。

一方、緒形は「本作は、京都の正に”時代劇のプロ”が集まっている現場でやらせていただきました。監督の掛け声を始め、現場の熱い空気に触れて、できることならもう1度このキャスト・スタッフでやりたいなという気持ちです。時代劇の瑛太さんはとても自然体で、着流しも色気があって、また共演できるのが本当に楽しみでした。まるで、若かりし日の高倉健さんのような佇まいを感じましたね。ぜひこれからの時代劇界を引っ張っていってもらいたいです」と話した。

さらにこの日は、体調不良のため急きょ駆けつけることができなかった橋爪から「瑛太さん、今回初めての共演でしたが、また時代劇で一緒にやりたい。2人で芝居をしていて伝わってくるなんとも言えない色気、こちらの想像を超えてくる芝居に、気持ちよく乗せてもらいました。緒形さん、山下監督、舞台挨拶で緊張しているかも知れない瑛太を盛り立ててやってください」との温かいメッセージも到着した。

『闇の歯車』は丸の内TOEIほか全国5大都市を中心に期間限定上映された後、2月9日より時代劇専門チャンネルにて放送となる。

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