小西詠斗、もし自分に”しっぽ”が生えていたら「しっぽ系YouTuberになりたい」!?『尾かしら付き。』初日舞台挨拶

#Hilcrhyme #大平采佳 #小西詠斗 #尾かしら付き。#映画 #木村昴 #真田幹也 2023.08.23

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Hilcrhymeによる主題歌「UNIQUE」のスペシャルパフォーマンスも

小西詠斗と大平采佳が、W主演を務めた『尾かしら付き。』の初日舞台挨拶に登壇。真田幹也監督、音楽＆主題歌「UNIQUE」を手掛けたHilcrhymeと共に、映画公開の喜びや作品内容にちなんだ“しっぽ”トークで盛り上がった。

・『尾かしら付き。』小西詠斗＆大平采佳インタビュー

豚のようなしっぽが生えているという秘密を持つ少年・快成を演じた小西は、撮影から約1年を経てついに公開初日を迎え、「心からうれしくホッとしています」と笑顔。「たくさんの方の力をいただきながら作った、思い出深い作品です」と心を込めた。

スクリーンデビューにして初主演を務めた大平は、「7月に完成披露の舞台挨拶をさせていただき、それが私にとって初めての舞台挨拶でした。今日は2回舞台挨拶に参加させていただき、今回で3回目。だんだん緊張がほぐれてきました」とにっこり。

本作の音楽担当として主題歌「UNIQUE」と劇中歌の計3曲を書きおろしたHilcrhymeは、「僕が今回のお話をいただいたのは、約2年前。こうして公開を迎えて、感無量です」としみじみ。「今回、3曲を書きおろしています。音楽監修という立ち位置も初めてだったので、温かい目で見てください」と新境地となったことを明かし、会場から拍手を浴びた。

しっぽが生えている少年が登場することにちなみ、「もし自分に“しっぽ”が生えていたら、どうする？」という質問が投げかけられる場面もあった。大平は「しっぽを出して歩きたいなと思います」と大胆な回答を繰り出し、周囲も大笑い。「ファッションの一部として、みんなにも『かわいいでしょ』という感じで見てもらいたい。アクセサリーとかつけて、キラキラにしたい」とアイデアを練った。

小西も「しっぽを自慢したい」と続き、「いろいろな人に見せて、最終的には“しっぽ系YouTuber”になりたい」とこちらも思い切った妄想を発表。「コンプレックスや人と違う部分って悪いことだと思いがちですが、全然そんなことはない。この映画に出会って、自分にしかないものを宝物にできるような生き方をしたいなと思うようになった」と本作を通して力をもらったという。

すると司会から「では、“しっぽ系YouTuber”の挨拶をやってもらえますか?」と無茶振りをされた小西。「ええー！」とびっくりしながらも、会場からの「見たい！」という気持ちのこもった拍手に背中を押され、手でしっぽの形を作りながら、即興で挨拶を披露。小西は「すごく恥ずかしい！」と大照れとなり、会場の笑いを誘っていた。

この日はHilcrhymeによる主題歌「UNIQUE」のスペシャルパフォーマンスも行われた。Hilcrhymeは「最初に音楽で食べていこうと思った時に、周りからは『何を言っているの』『正気か』という反応があった」と述懐。「でも個性を生かして、自分のオリジナリティを追求していけば、それを職にできるんじゃないかと思って今に至るので、この映画に共感する部分がたくさんありました。それを曲にできたと思っています」と本作の登場人物に心を寄せつつ、楽曲に込めた思いを語った。

ステージでHilcrhymeが、「そのままでいい」「いつか世界が変わる」というメッセージを力強く歌い上げると、最前列でパフォーマンスを堪能した小西、大平、真田監督はすぐに立ち上がれなくなるほど感激しきり。

小西は「いろいろ思い出してすごく感動しました。めっちゃかっこいい！」と惚れ惚れ。「Hilcrhymeさんは柔らかくてやさしい方。そのやさしさを、曲からも感じられた。何度でも聴きたい」と熱弁し、大平も「圧倒されました。メロディも好きなんですが、歌詞も大好き。心に染み渡りました。この歌詞が、そのまま映画に表れている」と胸を打たれていた。