トム・ホランド、アルコール依存症に苦しんだ経験語る「アルコールのことしか考えられなかった。本当に怖かった」

#トム・ホランド#アルコール依存症

「On Purpose With Jay Shetty」ポッドキャストより
「On Purpose With Jay Shetty」ポッドキャストより

苦しい禁酒期間を経て、現在は「飲酒が頭をよぎることさえない」

『スパイダーマン』シリーズやApple TV+で配信中の『クラウデッドルーム』のトム・ホランドが、アルコール依存症と向き合った経験をポッドキャスト番組で語った。

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BBCの「On Purpose With Jay Shetty」ポッドキャストに出演したホランドは、初めて自分がアルコールの問題を抱えていると気づいた時のことを振り返り、「僕は確かにアルコール中毒でした。それを隠そうとは思いません」と語った。

今年5月に、1年以上禁酒していることを明かしたホランドは、2021年のクリスマス休暇の頃、「とてもとても酒浸り」な状態で過ごした後に自分がアルコールの問題を抱えているかもしれないと気づいたという。そこで翌月の1月に禁酒を試してみた。

その間、「ずっとアルコールのことしか考えられなかった。それが本当に怖かったんです」「僕はもしかしたら少しアルコールの問題があるのかもしれないと思いました」とホランドは語り、さらに2ヵ月間の禁酒に挑戦する気になったという。

もしそれを達成できたら、アルコールに問題はないと自分自身に証明できると感じたのだ。だが、「2ヵ月が経っても僕は本当に苦しんでいました」、「社交的になれないような感じがしたんです。パブに行ってライムソーダを飲むことも、ディナーに出かけることもできないような気がして、本当に苦しかった。本当に心配になってきて、アルコールの問題があるのかもしれないと思い始めました」。

彼はさらに6月の誕生日まで禁酒を半年間延長した。そこでようやく自分は禁酒を続けることができると思えたそうだ。

「人生で一番幸せでした」とホランドは当時の心境を明かす。「よく眠れるようになったし、撮影現場でうまくいかないことがあったとしても、通常ならイライラしてしまうようなことも冷静に受け止められた。メンタルが格段にクリアになって、より健康的にフィットしていると感じたんです。そして『なぜ、この飲み物(アルコール)に囚われているのだろう? なぜ、飲酒というものにこれほど執着しているのだろう?』と自問するようになりました」。

かつての自分は、イベントなどで飲酒しないで楽しむことはできないと感じていて、それがプレッシャーになっていたという。学生時代にラグビーをしていたが、ラグビー仲間たちとの環境は「どれだけたくさん飲めるか」ということが大半を占めていたこともあり、現在は距離を置いているという。

現在は飲酒について「頭をよぎることさえない」と言い、禁酒という決断が自身にとって「最高のこと」であり、友人たちも非常にサポートしてくれたと語る。

周囲の理解や支援と、何より本人の強い意志で禁酒を成功したホランド。その経験をシェアする一方で、「人々に対して『禁酒すべきだ』と言って回る人物にはなりたくない」という。それでも「誰かの飲酒量を減らすことを促せるとしたら、それは素晴らしいことです」。

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