ツムたちがレースで乗っている乗物は?『ディズニー ツムツム』ショートアニメが発売

#ディズニー ツムツム

DVD『ディズニー ツムツム』
(C) 2017 Disney
DVD『ディズニー ツムツム』
(C) 2017 Disney
DVD『ディズニー ツムツム』
(C) 2017 Disney
DVD『ディズニー ツムツム』
(C) 2017 Disney
DVD『ディズニー ツムツム』
(C) 2017 Disney

日本で生まれたディズニーオリジナルのコンテンツ「ディズニー ツムツム」は、若い女性からファミリー層へと人気が拡大中! この度、Dlife開局5周年記念として、この「ディズニー ツムツム」がぬいぐるみやスマホゲームの枠を超え、ショートアニメーション『ディズニー ツムツム』として、8月23日よりDVD(2800円+税)発売となった。これを記念し、DVDに収録されている34エピソードの中から『グランプリのツム』の本編映像が到着。さらに制作チームからコメントも到着した!

[動画]DVD『ディズニー ツムツム』本編クリップ映像

『グランプリのツム』はその名のとおり、ツムたちがカーレースに挑むというエキサイティングな内容のエピソード。だが、よく見ると、ツムたちが乗り込んでいるのはレーシングカーではなく、なんと家庭用のロボット掃除機! 床にばら撒かれた紙吹雪を吸い取りながら走っていくというレース内容も面白い。F1レーサーらしく、ときには充電したり、ピットインしてタンクにたまった紙を出したりする場面も。予断を許さないレース展開にハラハラドキドキ。はたして、このレースを制し、見事チャンピオンになったのは?

このツムたちのアニメーションを手掛けた制作チームは、単にかわいらしいものだけを目指したのではなく、ド派手なアクションやサプライズを用意したという。そもそも全エピソード共通のテーマは「ツムたちの好奇心が暴走し、とんでもない目に遭う」というもの。そのはてに「今回は最後にズッコケるのか? それとも結果オーライか?」というオチを予想しながら見てもらえるストーリー展開を目指した。

また、本作に登場するツムたちキャラクターに一切セリフがない理由について、「全世界のみなさんに一日でも早く、同時期に楽しんでいただくことを考え、各国の言語に吹き替える必要のない形が一番いいのでは、と考えました。あと、ツムたちがかわいい声で『ピー!』とか『キュイッ!』とかしゃべった方がそれっぽいじゃないですか」と明かした。

『グランプリのツム』は、ロボット掃除機をレーシングカーに見立てるというアイデアがユニークなエピソードだが、制作チームによると「数年前に犬や猫がロボット掃除機に驚いたり、上に乗ったりするネット動画が話題になりました。そこで、『ロボット掃除機とツムたちを組み合わせたら面白いのでは?』とひらめいた」そう。

このエピソードでこだわったことは、実際のカーレースっぽい演出をこれでもかと盛り込み、カーレースファンもニヤリとしてしまうものにすることと、ロボット掃除機は自分で操縦できるものではないから、あくまでも床に落ちているゴミ(紙吹雪)を追いかけて動くという設定。「ツムたちが奮闘してデッドヒートを繰り広げているように見えますが、実際にはほとんど何もしてません(笑)。ちなみに、お気に入りのシーンは冒頭で『これってカーレース?』と思わせぶりにしておきながら、すぐに『なんだ、ロボット掃除機じゃん!』とネタバレになる出オチの演出です」とコメント。

ディズニーらしい遊び心も忘れていない。全エピソードには、こっそりとミッキーマウスのシルエットが隠れているという。この通称隠れミッキーについて、「1つ目はレースに直接参加していない裏方ツムたちが頑張っているところ。2つ目は大好きなピットインシーンでの再出発直後。これは難しいです(笑)」と、貴重なヒントを教えてくれた。気になった方は、発売中のDVDで隠れミッキーを探してみては?

INTERVIEW